連載:高校野球2023夏の地方大会「エリア別大展望」

高校野球「実力校ランキング・23年夏」東東京編 復活を期す名門帝京に、関東一、二松学舎大付が3強を形成

上原伸一
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春の東京大会で優勝を飾った帝京。過去に春夏合わせて3度の全国制覇を成し遂げている名門は、2011年以来となる甲子園出場を果たせるか 【YOJI-GEN】

 東東京大会で頂点に立ち、甲子園の切符をつかむのはどこか。東京を拠点に高校野球を追い続ける識者に有力10校を挙げてもらった。12年ぶりの甲子園を目指す帝京、その帝京と春の都大会決勝を戦った関東一、5季連続の甲子園出場がかかる二松学舎大付が3強を形成するというのがその見立てだ。

二松学舎大付は史上2校目の快挙に挑む

 今年の「東」は3校が抜けている。帝京(秋季:ベスト4/春季:優勝)、関東一(秋季:2回戦敗退/春季:準優勝)、二松学舎大付(秋季:準優勝/春季:3回戦敗退)の3校である。帝京は春の都大会を制すと、関東大会ではベスト8に進出。関東一は今春の準優勝校で、昨秋準優勝の二松学舎大付は今春のセンバツに出場した。「東」をけん引する存在である3校はいずれも戦力が整っている。
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著者プロフィール

1962年、東京生まれ。外資系スポーツメーカーなどを経て、2001年からフリーランスのライターになる。野球では、アマチュア野球のカテゴリーを幅広く取材。現在はベースボール・マガジン社の『週刊ベースボール』、『大学野球』、『高校野球マガジン』などの専門誌の他、Webメディアでは朝日新聞『4years.』、『NumberWeb』、『ヤフーニュース個人』などに寄稿している。

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