連載:高校野球2023夏の地方大会「エリア別大展望」

高校野球「実力校ランキング・23年夏」福岡編 春の王者・福岡大大濠を実績で上回るのは……

加来慶祐
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1989年大会以来の夏の甲子園出場をめざす福岡大大濠。主将で捕手の藤田など1年時からレギュラーを張る3年生を中心に、充実の戦力を誇る 【YOJI-GEN】

 激戦区・福岡を制するのはどこか。夏の福岡大会は、今春の九州大会でともにベスト4の福岡大大濠と西日本短大付が軸になりそうだが、昨夏の甲子園経験者が多数残る九州国際大付をはじめ、他にも戦力的にそん色のない有力校がひしめいている。7月2日の開幕を前に、スポーツライターの加来慶祐氏に実力上位10校を選出していただき、ランク付けをしてもらった。

驚異の“連対率”を誇る西日本短大付

 春の王者・福岡大大濠に「◎」を打った。7試合で65得点と春の県大会では猛打が爆発。高校通算40本塁打超の捕手・藤田悠太郎(3年)や、同じく一発のある黒田悠真(3年)ら、1年時からレギュラーを張る主軸を中心に、大神浩郎、高田大賀など攻守に非凡な2年生戦力も充実。日高智心(3年)をはじめ足を使える選手も多く、多彩な仕掛けが可能だ。
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著者プロフィール

1976年大分県竹田市生まれ。東京での出版社勤務で雑誌編集などを経験した後、フリーランスライターとして独立。2006年から故郷の大分県竹田市に在住し、九州・沖縄を主なフィールドに取材・執筆を続けているスポーツライター。高校野球やドラフト関連を中心とするアマチュア野球、プロ野球を主分野としており、甲子園大会やWBC日本代表や各年代の侍ジャパン、国体、インターハイなどの取材経験がある。2016年に自著「先駆ける者〜九州・沖縄の高校野球 次代を担う8人の指導者〜」(日刊スポーツ出版社)を出版した。

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