“世紀の一戦”を終えた村田諒太が感じた満足感と未練 メンタルトレーニングを経験して得たものは?
ゴロフキンに敗れても、村田諒太の心は満たされていた 【Photo by Toru Hanai/Getty Images】
「強さとは何か」を追い求めてきたボクサー村田諒太の『世紀の一戦』までの半年間を綴ったドキュメンタリー。
コロナ禍で 7 度の中止・延期という紆余曲折を経て、最強王者ゴロフキンとの対戦に至るまでの心の葛藤、スポーツ心理学者の田中ウルヴェ京さんと半年間にわたって続けてきたメンタルトレーニングの記録、虚栄や装飾のないありのままの村田諒太を綴った一冊から一部を抜粋して公開します。
不思議な声
不思議な体験だった。前夜のゴロフキンとの試合中、いつも観客の声援もほとんど耳に入らない僕が、目の前の相手と戦いながら誰かの声を聞いていた。その声は徐々に被弾が増えてきた試合中盤、自分の頭上の辺りから聞こえてきた。
「おいおい、このままもらったらやばいぞ、お前」
続きはスポーツナビ公式アプリ(無料)で読むことができます。
- アプリケーションはiPhoneとiPod touch、またはAndroidでご利用いただけます。
- Apple、Appleのロゴ、App Store、iPodのロゴ、iTunesは、米国および他国のApple Inc.の登録商標です。
- iPhone、iPod touchはApple Inc.の商標です。
- iPhone商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。
- Android、Androidロゴ、Google Play、Google Playロゴは、Google Inc.の商標または登録商標です。
- 前へ
- 1
- 2
- 次へ
1/2ページ