履正社が突き詰めてきたのは“奪う”サッカー アグレッシブな姿勢を貫いて全国初制覇を目指す
2年ぶりに選手権の出場権を勝ち取った履正社。過去最高成績のベスト8を超えて国立の舞台に立ち、そこで勝つのが目標だ 【森田将義】
新チーム発足当初から進めた意識改革
平野直樹監督が採った解決策は前線からのアグレッシブな守備だ。新チームが立ち上がったばかりの頃に、平野監督は狙いについてこう話している。
「ゴール前でしっかり守って勝負しようとするのではなく、何回かやられるかもしれないけど前から行くしかない。ゴール前に持っていかれるシーンを少ない形にしようと考えている」
高い位置でボールを奪う回数が増えれば、名願らアタッカー陣の持ち味も生きやすい。セレッソ大阪やガンバ大阪の選手ほど上手くなくても、攻撃でも相手より献身的に走って数的優位を作り続ければ差は埋められる。
「日本のサッカーからハードワークという言葉をなくしていかなければいけない。ハードワークするのが当たり前じゃないと世界で戦えない。(ロベルト・)レバンドフスキはあれだけの身長で、前からチェイシングを続けるから一流と呼ばれている」
指揮官は選手にそうした言葉をかけて、意識改革を進めていった。
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