【現役ドラフト】注目野手15人を紹介 新制度でポテンシャル高き選手が飛躍する可能性も
【データスタジアム株式会社】
阪神の北條史也は4月に左肩手術からの復帰を果たし、一軍で32試合、二軍で21試合に出場。打席数は少ないもの勝負強いバッティングを披露しており、来季は本格的な復活が期待される。一軍では主に三塁手として起用されたが、二軍では二塁も多く守っている。
2020年にイースタン・リーグの最多本塁打、最多打点、最高出塁率を獲得した経験があるDeNAの細川成也は、今季も二軍でチームトップの11本塁打をマーク。自慢の長打力を見せつけた一方で、一軍では18試合の出場で打率.053と苦しんだ。課題である変化球への対応を克服し、一軍の舞台でもアーチを量産したい。
巨人の北村拓己は一軍で打率1割台と振るわなかったものの、二軍では66試合に出場して打率.263をマーク。内野の全ポジションをこなす献身的なプレーが光った。石川慎吾は二軍で主に中軸として起用され、打率.283をマーク。昨季は3割超えのハイアベレージを残しており、一軍でもバットでのアピールが期待される。来季の巨人は中島宏之、松田宣浩、長野久義といった経験豊富な右打者たちが控えており、同じ右打ちである北村や石川の動向は気になるところだ。
今オフの中日は、京田陽太と阿部という実績のある2人を放出して話題を集めたが、二遊間を守る選手では石垣雅海にも注目したい。今季は一軍で自己最多の50試合に出場し、打率1割台ながら74打席で3本塁打を記録。二軍では打率.298をマークしており、同.226だった昨季から確実性を向上させている。中日は積極的なチーム改革を進める動きを見せているだけに、現役ドラフトでも他球団から熱い視線を集めるかもしれない。
総括
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