【スキー】ジャンプ・ワールドカップ2024/25シーズン開幕! 女子第2戦で勢藤選手が9位、一戸選手は自己最高成績を更新

チーム・協会

2024/2025シーズンW杯が開幕

 ノルディックスキー・ジャンプは22日にリレハンメル(ノルウェー)で2024/2025シーズンのワールドカップ(W杯)が開幕。来年2月の世界選手権をはさみ、3月末まで続くシーズンが始まりました。
  
 22日の今季初戦は男女各2選手が出場する混合団体。伊藤有希選手(土屋ホームスキー部)、中村直幹選手(Flying Laboratory SC)、高梨沙羅選手(クラレ)、二階堂蓮選手(日本ビールスキー部)の順に飛んだ日本は5位でした。

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女子個人戦で勢藤選手がトップ10入り

 23日と24日は個人戦ラージヒルが行われました。女子の個人開幕戦は高梨選手の10位が日本勢最高で、丸山希選手が(北野建設SC)12位、伊藤有希選手(土屋ホームスキー部)が13位でした。

〇女子個人第1戦

10位 高梨沙羅
12位 丸山希
13位 伊藤有希
17位 勢藤優花(オカモトグループ)
31位 一戸くる実(CHINTAIスキークラブ)

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 女子第2戦では勢藤選手が2季ぶりとなるW杯トップ10入りを果たし、一戸選手もW杯では自己最高となる22位に入りました。

〇女子個人第2戦

9位 勢藤優花
12位 伊藤有希
16位 丸山希
17位 高梨沙羅
22位 一戸くる実
34位 岩佐明香(大林組スキー部)

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第2戦で9位に入った勢藤優花選手 【全日本スキー連盟ジャンプチーム】

勢藤優花
「開幕戦は今やらなければいけないことに向き合い、落ち着いて試合に臨むことができました。今シーズンはW杯表彰台と世界選手権メダル獲得という目標があるので、夏から取り組んできたことに自信を持って継続し、目標達成できるよう挑戦し続けたいと思います」

一戸くる実
「これまでのベストリザルトである22位でスタートできたので、今後の試合もトップとの差を少しでも縮められるように頑張ります!!」

W杯の自己最高位を更新した一戸くる実選手 【全日本スキー連盟ジャンプチーム】

 男子では、3度目のW杯総合優勝の期待がかかる小林陵侑選手(TEAM ROY)は風邪の症状と腰痛で万全ではない状態の中での開幕となり、1戦目17位、2戦目16位でした。

〇男子個人第1戦
16位 小林陵侑
25位 二階堂蓮
39位 小林潤志郎(Wynn.)
43位 中村直幹

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〇男子個人第2戦
17位 小林陵侑
38位 小林潤志郎
39位 二階堂蓮
44位 中村直幹

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男子チーム・作山憲斗ヘッドコーチ
「雪の上での練習機会はリレハンメルに入ってから2日あったが、十分ではなかった。練習では上手くいったところもあったが試合ではかみ合わなかった。今季もスロースタートになってしまうかもしれないが、冬のジャンプ台に合わせられるように調整していく」
 
 男子チームはリレハンメル入りしてから体調を崩したスタッフ、選手が出たこともあり、厳しい開幕戦となりましたが、次週(11月30日、12月1日)はルカ(フィンランド)で個人2試合が予定されており、クリスマス前まで試合が続きます。「みんな体調回復に向かっている」(作山ヘッドコーチ)とのことなので、シーズン最初のビッグイベントである年末年始のジャンプ週間に合わせて調子を上げていってくれるはずです。
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著者プロフィール

公益財団法人全日本スキー連盟は、日本におけるスキー・スノーボード競技を統括すると同時に、普及・振興の役割も担う競技団体。設立は1925年、2025年には設立100周年を迎える。スキージャンプ、ノルディック複合、クロスカントリー、アルペン、フリースタイル、スノーボードの6競技において、世界で戦う選手たち「SNOW JAPAN」の情報や、FIS(国際スキー・スノーボード連盟)ワールドカップなどの大会情報をお届けします。

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