初戦勝ち点1以上で予選突破確率50% 過去6大会戦績から日本のW杯成績を予想!

C-NAPS編集部

勝敗がハッキリしやすい第3戦!日本の通算成績は2勝4敗

決勝トーナメント進出へのわずかな望みを懸けてサッカー王国・ブラジルとの第3戦に挑んだ2006年ドイツ大会。結果は1-4の大敗だった 【Getty Images】

 予選リーグの最終戦となる第3戦は、決勝トーナメント進出を懸けたオープンな試合展開になる傾向にある。日本の過去6大会の成績は2勝4敗と勝率だけで見ると低い。しかし、2018年ロシア大会のポーランド戦の敗戦は、敗戦でもフェアプレーポイントの差で決勝トーナメントに駒を進める状況だっただけに、無理に攻めずにボール回しで終盤の時間を費やした戦略的な側面があった。その試合を除くと、日本は快勝か惨敗という白黒ハッキリする結果が出ている。

【C-NAPS編集部】

 特に2002年日韓大会や2010年南アフリカ大会では、それぞれの大会で主力だった中田英寿と本田圭佑がゴールを決めるなど、結果・内容ともに盛り上がる展開となった。一方で1、2戦の成績が芳しくないものの、それでもわずかに決勝トーナメント進出の可能性がある状態で3戦目を迎えた際はいずれも惨敗を喫している。2006年ドイツ大会のブラジル戦、2014年ブラジル大会のコロンビア戦はともに1-4の完敗だった。

 日本が3戦目に対戦するのは、無敵艦隊の愛称を持つスペイン。過去にW杯1度の優勝経験があり、「ティキ・タカ」と呼ばれる華麗なパスサッカーが魅力的だ。フィジカルを駆使して圧力をかけるタイプの国ではないだけに、体格に劣る日本が長くお手本としてきた国でもある。予選リーグの2戦でいい成績が残せぬままに3戦目を迎えることになると、日本もオープンな戦いをせざるを得ない展開になる。そうなると、スペイン攻撃陣の格好の餌食となり、大差での惨敗という歴史が繰り返される恐れは十分にあり得るだろう。

【C-NAPS編集部】

 スペインとの過去の対戦はわずかに1試合のみ。2001年は親善試合だっただけに、真剣勝負の場では初めてとなる。A代表ではないが、東京五輪の準決勝で日本の決勝進出の夢を砕いたのがスペインだった。スペインでプレーする久保建英を筆頭に借りを返したい思いで燃えているメンバーも多いだろう。第3戦は1、2戦の結果によって戦局も大きく変わることが想定されるので、大会前の予想、1、2戦の結果を踏まえての予想と別の楽しみ方ができるはずだ。

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ベスト8進出を懸けて戦うのはベルギー?クロアチア?

2018年ロシア大会で初のベスト8を目指した日本は、ベルギーに逆転負けを喫した。ロストフの悲劇を乗り越え、さらなる歴史の1ページを刻めるのか 【Getty Images】

 日本がドイツ、スペイン、コスタリカと同居する厳しい予選リーグを勝ち抜いたとしても、未知の領域であるベスト8に向けての道のりは険しい。なぜなら、決勝トーナメントでは前回大会3位のベルギー、準優勝のクロアチアとの対戦が予想されるからだ。日本は過去に両チームとW杯で2回対戦し、いずれも1分1敗と分が悪い。特にベルギーに対しては、ベスト8を目前として大逆転負けを許した「ロストフの14秒」が、多くの方の記憶に深く刻まれたことだろう。

【C-NAPS編集部】

 日本が悲願のベスト8以上の成績を収めるには、過去のW杯ではまだ勝てていないベルギーかクロアチアに土をつける必要がある。あるいは戦前の予想を覆しての決勝トーナメントを果たした、カナダやモロッコという好調チームを打ち破らなければならない。いずれにしても簡単なミッションではないのだ。

 これまで日本は2大会おきに決勝トーナメントに進出しており、そのサイクルで考えると今大会は予選リーグ敗退のターンとなる。しかし、そうしたジンクスやデータはあくまで後付けの結果論に過ぎない。歴史は常に塗り替えられるものであり、日本には筋書きのないドラマをピッチ上で体現してもらいたい。強豪国を日本が打ち負かしてW杯の上位に進出することで、“予想くじの答え合わせ”も大いに盛り上がることだろう。

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著者プロフィール

ビジネスとユーザーを有意的な形で結びつける、“コンテキスト思考”のコンテンツマーケティングを提供するプロフェッショナル集団。“コンテンツ傾倒”によって情報が氾濫し、差別化不全が顕在化している昨今において、コンテンツの背景にあるストーリーやメッセージ、コンセプトを重視。前後関係や文脈を意味するコンテキストを意識したコンテンツの提供に本質的な価値を見いだしている。

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