連載:プロ野球クイズ

プロ野球クイズ<DeNA編> 日本ハム編の答えと解説も掲載

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日本ハムクイズの答え・解説

日本ハムクイズ20問、あなたは何問分かりましたか? 【写真は共同】

【問1】引退セレモニーでオカリナを披露し、球場を爆笑の渦に包んだ選手は?

1.矢野謙次
2.武田勝
3.稲田直人
4.飯山裕志

【答え】2.武田勝
【解説】2016年9月30日、札幌ドームで行われた日本ハム対ロッテが、武田の現役最終登板となった。試合後の引退セレモニーでオカリナを演奏し、球場は爆笑の渦に包まれた。オカリナ演奏にまさかのアンコールが起こるなど、終始和やかに進んだ引退セレモニーの最後、武田は「俺のために日本一になれ!」という言葉で締めた。チームはその後、広島との日本シリーズを制して、本当に日本一になった。
【問2】2021年、チーム4年ぶりとなるホームスチールを成功させた選手は?

1.石井一成
2.中島卓也
3.五十幡亮汰
4.高濱祐仁

【答え】1.石井一成
【解説】2021年4月30日の日本ハム対西武、3回裏1死三塁で、打者の石川亮はスクイズを外され空振り。捕手の森友哉がボールを後逸したため、三塁走者の石井はそのままホームに。記録は盗塁(ホームスチール)となった。

【問3】大谷翔平は日本ハム最終年の2017年、10月4日のオリックス戦に「4番・投手」で先発出場した。先発投手が4番で出場したのは2リーグ制施行後、2人しかいないが、これは何年ぶりの記録?

1.「42年ぶり」
2.「58年ぶり」
3.「66年ぶり」
4.「73年ぶり」

【答え】3.「66年ぶり」
【解説】この試合、大谷翔平は9回を2安打10奪三振無失点の好投、打っては4打数1安打。「4番・投手」での先発出場は、1951年10月7日の阪神・藤村富美男(大洋戦)以来、66年ぶりのことだった。

【問4】2021年4月22日のロッテ対日本ハム。初回先頭打者のホームランボールを、外野席で応援中だったモーニング娘。’21の牧野真莉愛がキャッチしたことが話題になった。さて、この試合の先頭打者は?

1.西川遥輝
2.郡拓也
3.大田泰示
4.淺間大基

【答え】3.大田泰示
【解説】日本ハムの熱烈なファンで知られるモーニング娘。’21の牧野は、21年4月22日のロッテ対日本ハムを現地観戦。初回先頭打者の大田泰示のホームランボールを見事キャッチした。牧野はスポーツナビのインタビューに、ホームランボールをキャッチできたものの、落球してしまったことを悔やんでいる様子で、「やはり球場にはグラブを持っていくべきですね(笑)」と語っている。
【問5】1990年から94年まで日本ハムで活躍。ユニークなパフォーマンスを度々披露し「踊るホームラン王」と呼ばれた選手は?

1.マイク・イースラー
2.バーナード・ブリトー
3.マット・ウインタース
4.ナイジェル・ウィルソン

【答え】3.マット・ウインタース
【解説】ウインタースは日本ハムに在籍した5年間で160本塁打を打つなど、チームの主軸として活躍。ファンサービスにも熱心で、マジックを披露したり、チアガールに混じって踊ったり、「踊るホームラン王」の愛称で親しまれた。

【問6】2004年の日本ハムのファン感謝デーで販売された、トレイ・ヒルマン監督自身が制作したクリスマスソングCDのタイトルは?

1.Happy Christmas, to All Fans
2.Candy Canes and Christmas
3.The Best Christmas Selection
4.Precious Time in Hokkaido

【答え】2.Candy Canes and Christmas
【解説】2003年から07年まで監督を務めたヒルマンはカントリーミュージックが好きで、ファン感謝デーで弾き語りを披露していた。04年のファン感謝デーで販売されたCD『Candy Canes and Christmas』は16曲入りで、「ジングルベル」「きよしこの夜」といったクリスマスソングが収録されている。

【問7】2019年のオールスターゲーム、甲子園で行われた第2戦。西川遥輝はセ・リーグの名物応援に参加する粋なパフォーマンスを見せ、喝采を浴びた。その応援とは?

1.闘魂こめて(巨人)
2.六甲おろし(阪神)
3.東京音頭(ヤクルト)
4.それ行けカープ(広島)

【答え】3.東京音頭(ヤクルト)
【解説】雨の甲子園で行われた19年のオールスターゲーム第2戦、5回裏に折り畳み傘を手に守備位置についた西川は、スタンドのファンが行っていた「東京音頭」に合わせて楽しそうに傘を上下に。西川のまさかの“応援参加”に、ファンは拍手喝采。ちなみに、西川は同年5月18日のソフトバンク対日本ハムで、雨で中断中にファンから差し出された傘をさして談笑していたことがある。

【問8】史上最年少で新人王を獲得した、日本ハムのレジェンドOBは?

1.高橋善正
2.木田勇
3.張本勲
4.尾崎行雄

【答え】4.尾崎行雄
【解説】尾崎行雄は古豪・浪商高2年時、夏の甲子園で優勝。この年に高校を中退して、日本ハムの前身・東映フライヤーズに17歳で入団した。1年目の成績は20勝9敗、防御率2.42。史上最年少となる18歳で新人王を獲得した。この記録は現在まで破られていない。

【問9】2006年夏の甲子園準々決勝、帝京対智辯和歌山。「甲子園史上最も壮絶な試合」と称されるこの試合にリリーフ登板し、1球で負け投手になってしまったことで知られる、日本ハムの選手は?

【答え】杉谷拳士
【解説】2006年夏の甲子園準々決勝の帝京対智弁和歌山は壮絶な打ち合いとなった。9回表に帝京が8点を取って12対8と試合をひっくり返すも、その裏に5点を奪われ、12対13で逆転負け。9回裏無死一塁、1点差に迫られた状態でリリーフ登板したのが、帝京の1年生・杉谷だった。高校公式戦初登板となる杉谷が投じた初球はまさかの死球。このランナーがサヨナラのホームを踏んだため、杉谷に負けがついた。帝京出身の石橋貴明はスポーツナビのインタビューで、この試合を含めた母校の戦いを語っている。
【問10】宮西尚生の持つ373ホールド、409ホールドポイントは歴代最多記録。登板数でも現役選手として唯一歴代10位以内に入っているが、2021年シーズン終了時点での順位は?

1.「3位」
2.「5位」
3.「8位」
4.「10位」

【答え】3.「8位」
【解説】宮西は784試合に出場し現在8位。ちなみに7位は五十嵐亮太で823試合、9位は藤川球児で782試合。1位は岩瀬仁紀で1002試合。

【問11】後輩が起こした不祥事によって、最後の夏の甲子園への出場が絶たれた岩本勉。逆境をはねのけ、ドラフト2位で日本ハムに入団した岩本と、彼に夢を託したチームメイトの物語『夏を赦す』の著者は?

1.長谷川晶一
2.永谷脩
3.小関順二
4.鈴木忠平

【答え】1.長谷川晶一

【問12】次の中で小笠原道大と同様に、捕手から内外野にコンバートされ、大成した選手は?

1.糸井嘉男
2.江藤智
3.福浦和也
4.鈴木尚典

【答え】2.江藤智
【解説】糸井は投手から外野手、福浦は投手から内野手にコンバートされ、大成した。

【問13】2021年10月17日、斎藤佑樹の現役最終登板の対戦相手となったオリックスの選手は?

1.紅林弘太郎
2.安達了一
3.宗佑磨
4.福田周平

【答え】4.福田周平
【解説】斎藤は昨年10月17日のオリックス戦、7回表にリリーフ登板。福田を相手にツーシーム、チェンジアップを織り交ぜながら真剣勝負を行うも、7球目が外れて惜しくも四球。斎藤はマウンドでは晴れやかな笑顔を見せるも、ベンチに戻り栗山英樹監督から声をかけられると、涙をこらえることができなかった。

【問14】読書家の栗山英樹監督が、日本ハムに入団した選手全員に渡してきた本のタイトルは?

1.『道をひらく』
2.『論語と算盤』
3.『生き方』
4.『運命を拓く』

【答え】2.『論語と算盤』
【解説】渋沢栄一の哲学を好む栗山監督は、渋沢の著書『論語と算盤』を日本ハムの選手全員に渡してきたという。栗山が出演している日本ハムの公式YouTubeチャンネルの番組「寺子屋ファイターズ」では、この本について熱く語るとともに、栗山と同じく読書家で知られる大谷翔平が選んだ、日本ハムに入団する選手に読んでもらいたい書籍を紹介している。

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【問15】下柳剛は日本ハムに在籍していた1997年、1試合に先発した以外、すべてリリーフ登板で規定投球回に到達するという離れ業をやってのけた。この年の下柳の投球回は?

1.「138.2」
2.「153」
3.「147」
4.「160.1」

【答え】3.「147」
【解説】下柳剛は1997年、1試合に先発、64試合にリリーフ登板し、9勝4敗、防御率3.49。147回を投げ、規定投球回に到達したことがある。

【問16】パ・リーグ最少の打点王は、史上初となる3人同時受賞となった。イチロー、初芝清ともうひとり、日本ハムの選手は?

【答え】田中幸雄
【解説】イチロー、初芝、田中の3人が80打点で打点王となった。これはパ・リーグ史上最少の記録。

【問17】実力とルックスを兼ね備えたことから、阿波野秀幸、渡辺久信、星野伸之らとともに「トレンディーエース」と呼ばれた、日本ハムのエース・西崎幸広。では、この4人を通算勝利数の多い順に並べたとき、正しいのは?(左から多い順)

1. 星野伸之、西崎幸広、渡辺久信、阿波野秀幸
2. 星野伸之、渡辺久信、西崎幸広、阿波野秀幸
3. 渡辺久信、星野伸之、阿波野秀幸、西崎幸広
4. 西崎幸広、星野伸之、阿波野秀幸、渡辺久信

【答え】1. 星野伸之、西崎幸広、渡辺久信、阿波野秀幸
【解説】「トレンディ―エース」と呼ばれた4人の通算勝利数は、星野176勝、西崎127勝、渡辺125勝、阿波野75勝。

【問18】2021年4月28日に発売された、くるり13枚目のオリジナルアルバム『天才の愛』に収録されている曲「野球」は、歌詞にたくさんのプロ野球選手の選手名(ニックネーム)が登場する。この曲に登場しない日本ハムの選手名は?

1.ダルビッシュ有
2.田中賢介
3.SHINJO
4.森本稀哲

【答え】2. 田中賢介

【問19】1993年オフにFA制度が始まってから、日本ハムが獲得した選手は2人しかいない。稲葉篤紀と、もうひとりは?

【答え】鶴岡慎也
【解説】鶴岡は2014年にソフトバンクにFA移籍。18年、再びFA宣言して、古巣・日本ハムに復帰した。FA移籍した選手が移籍前の球団にFAで戻るのは、鶴岡が初。

【問20】次の中で、高校野球の名門・横浜高出身ではない選手は?

1.加藤貴之
2.樋口龍之介
3.近藤健介
4.淺間大基

【答え】1.加藤貴之
【解説】加藤貴之は千葉県の強豪校・拓大紅陵高出身。

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(企画構成:株式会社スリーライト)

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