連載:プロ野球ファンが考える「○○ファン」ってこんな人!

巨人ファンは保守的? メンタルが強そうなのは……  12球団ファンに聞くイメージ調査<ヤクルト・巨人・DeNA編>

カネシゲタカシ

セ・リーグ在京3球団のファンのイメージは三者三様のようだ 【カネシゲタカシ】

 スポーツナビでは2021年12月25日から2022年1月7日にかけて、プロ野球各球団ファンに対するイメージ調査を実施した。各球団ファンのイメージを全5回にわたって紹介し、第5回では「○○そうなファンNo.1」のアンケート結果を踏まえた総括を掲載する。今回はプロ野球ファンが考える「ヤクルト・巨人・DeNAファン」のイメージをイラストとともに紹介していく。

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96敗に耐え抜いたメンタルと懐の深さはヤクルトファンのイメージとして定着している 【カネシゲタカシ】

 まずは昨シーズン日本一に敬意を評してヤクルトから。「優しい」、「おとなしい」、「おおらか」など、理想のパートナーの条件のようなイメージが上位に。自由回答にも「下町の人情味を感じる」、「一番平和」、「ヤクルトファンのクラスメイトは学校行事でも『絶対大丈夫!』と声をかけ皆を盛り上げてくれる」などポジティブなコメントが集まった。アットホームなチームカラーがファン気質にも反映されているようだ。また「仕事帰りのサラリーマンやOLが多い」、「巨人の勝利至上主義を求めないファンが多いと推測」等のコメントも的を射てそう。

【スポーツナビ】

 そんななか「メンタルが強い」が4位にランクイン。「96敗にも16連敗にも耐え抜いてきたから」、「最下位になっても慌てない」、「私が我慢強いので50年ほど応援している」など、戦火をくぐり抜けてきた人々のたくましきプライドが垣間見える。

 そして「○○そうなファンNo.1」アンケートでは「隣席のファンとすぐ仲良くなりそう」2位(11.50%)、「お祭り騒ぎが大好きそう」2位(9.89%)と、アットホームで明るいイメージが前面に。「誰よりも何よりもビールが好きそう」3位(7.20%)も納得だが、“るーびー”好きのつば九郎に引っ張られたかもしれない。

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巨人ファンは球団イメージそのままにお金持ちが圧倒的1位に 【カネシゲタカシ】

 特徴的な結果が出たのは巨人だ。「お金持ち」、「保守的」が30%超えで突出。資金力豊富な伝統球団のイメージがファンにも反映されている。思わず脳裏に“与党”というワードが浮かんだ。自由回答では「ザ・日本人」、「ザ・東京人」に加えて「ザ・オジサン」というコメントも。「徳光和夫さんが1番分かりやすい」という意見もあった。ほかにも常勝球団のファンゆえ、良く言えば「誇りを持っている」だが、悪く言えば「上から目線」とネガティブなコメントも。

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 そして第3位に「負けず嫌い」。この項目は強豪チームほど上位に来る傾向があるが、トップ3に食い込んだのは巨人だけだ。「シンプルに強いのが好きなんだと思う」、「勝ってる時は自分が天下取ったように威張り、負けると当たり散らす(ソースは旦那)」などのコメントが印象的だ。

 そして「○○そうなファンNo.1」アンケートでは「お金持ちで裕福そう」1位(47.24%)、「球場グルメにうるさそう」1位(21.49%)で突出。叙々苑カルビ弁当がけん引するイメージかもしれない(おねだん2,600円)。またアンチからの風当たりの強さから「じつは隠れファンが多そう」2位(12.69%)にも。ただ、同アンケートの3位はヤクルトで、しかも僅差(11.14%)。在京セの複雑な人間模様が垣間見える。

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著者プロフィール

カネシゲタカシ

1975年生まれの漫画家・コラムニスト。大阪府出身。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にてデビュー。現在は『週刊アサヒ芸能』(徳間書店)等に連載を持つほか、テレビ・ラジオ・トークイベントに出演するなど活動範囲を拡大中。元よしもと芸人。著書・共著は『みんなの あるあるプロ野球』(講談社)、『野球大喜利 ザ・グレート』(徳間書店)、『ベイスたん』(KADOKAWA)など。

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