連載:プロ野球クイズ

プロ野球クイズ<広島編> 楽天編の答えと解説も掲載

スポーツナビ

楽天クイズの答え・解説

楽天に関するクイズ20問、あなたは何問分かりましたか? 【写真は共同】

【問1】2013年の日本シリーズ、楽天が巨人を破って球団創設9年目にして初の日本一になった。このシリーズのMVPは?

1.田中将大
2.銀次
3.嶋基宏
4.美馬学

【答え】4.美馬学
【解説】2013年の楽天と巨人の日本シリーズ第7戦、美馬−則本昂大−田中の完封リレーで楽天が勝利。球団創設9年目にして初のシリーズ制覇となった。田中は翌年、ニューヨーク・ヤンキースに移籍したため、この試合が渡米前の最終登板となった。

【問2】野村克也が監督を務めた2007年に43本塁打を放ち、2度目の本塁打王を獲得するなど楽天で主軸を務めた山崎武司。彼が楽天に在籍した7年間で打った本塁打数は、自身の通算記録の何%を占める?

1.「19.3%」
2.「33.3%」
3.「47.3%」
4.「61.3%」

【答え】3.「47.3%」
【解説】山崎は通算403本塁打のうち、半分近い191本塁打を楽天で放った。楽天で輝きを取り戻した要因として、山崎はスポーツナビのインタビューに「野村さんの教えは僕にとって非常に大きかった」と語っている。ヤクルト、阪神の監督時代に数々の選手を蘇らせた「野村再生工場」は、楽天でも健在だった。
【問3】楽天で初めて首位打者のタイトルを獲得した選手は?

【答え】リック・ショート
【解説】2008年にリックが打率.332で首位打者に輝いた。鉄平はその翌年に.327で打率トップとなり、2年連続で楽天の選手が首位打者のタイトルを獲得した。

【問4】2リーグ制移行後のパ・リーグで、勝率1.000で最高勝率のタイトルを獲得した選手は、2013年の田中将大(24勝0敗)の他にもう1人いる。それは誰?

1.杉浦忠
2.林俊宏
3.鈴木啓示
4.間柴茂有

【答え】4.間柴茂有
【解説】間柴は日本ハム時代の1981年、15勝0敗で勝率1.000をマークした。なお、2021年シーズン終了時の通算勝率は田中が.701、間柴は.494。

【問5】アンドリュー・ジョーンズが2014年に達成し、現在も保持し続けているパ・リーグ歴代最高記録は?

1.最多四球
2.最多死球
3.最多三振
4.最多併殺打

【答え】1.最多四球
【解説】選球眼に定評のあるアンドリュー・ジョーンズは2014年、規定打席に到達しながら安打数(99)よりも多い四球(118)を選んだ。これは王貞治、元近鉄のクラレンス・ジョーンズに続き、プロ野球史上3人目となる珍記録だ。

【問6】2021年シーズンの楽天生命パーク宮城の選手プロデュースメニューで、実際にはなかったものは?

1.のりもとんカレー(則本昂大)
2.わくわくさんの絶品牛タンバーガー(涌井秀章)
3.まっちゃんの想い出カツハヤシ(松井裕樹)
4.モーリードッグ(森原康平)

【答え】2.わくわくさんの絶品牛タンバーガー(涌井秀章)
【問7】昨年12月に開催された「第2期 プロ野球最強将棋王『球王』決定戦」。初出場で準優勝となった西口直人が得意とする戦法は?

1.矢倉
2.原始棒銀
3.三間飛車
4.居飛車穴熊

【答え】2.原始棒銀
【解説】将棋歴18年の西口は初戦の西武・山川穂高、準決勝のロッテ・安田尚憲に相次いで勝利。決勝で第1期球王の中日・平田良介と対戦。平田が防衛に成功し、西口は準優勝となった。

【問8】楽天の歴代最多セーブ記録は松井裕樹の165セーブ。では、楽天の歴代最多ホールド記録の持ち主は?

【答え】青山浩二
【解説】青山は2006年から20年までの現役生活で通算625試合に登板し、159ホールドをマーク。これはプロ野球歴代7位の記録。

【問9】広島、楽天で監督を務めたマーティ・ブラウンは、退場宣告を受けた際、ベース投げに代表されるさまざまなパフォーマンスを行ったことが話題になった。次の中で、楽天時代に本当に行ったことは?

1.自身が退場宣告を受ける前に、逆に球審に退場宣告のジェスチャーをした
2.球審の帽子をとって被り、自ら球審となって試合を進行させようとした
3.退場宣告を受けてベンチに戻る際、サインをした帽子とボールをファンに渡した
4.ベースにあぐらをかいて座り込み、判定が覆るまで動かないと宣言した

【答え】1.自身が退場宣告を受ける前に、逆に球審に退場宣告のジェスチャーをした
【解説】ブラウン監督は広島と楽天で監督を務めた5年間で12回(広島8回、楽天4回)の退場宣告を受けた。これは監督としては最多。12回目の退場宣告を受けた際に、ファンにはおなじみ(?)のベース投げをやろうとするも、二塁ベースが固定されていたため未遂に終わった。

【問10】2005年3月27日に行われたロッテ対楽天の開幕2戦目は、ロッテが26-0で大勝。完封試合ではプロ野球史上最大タイとなる得点差となった。この試合で渡辺俊介から1安打を打ち、1四球を選んだ楽天の選手は?(左から安打、四球)

1.吉岡雄二、平石洋介
2.川口憲史、高須洋介
3.長坂健冶、関川浩一
4.酒井忠晴、藤井彰人

【答え】3.長坂健冶、関川浩一
【解説】渡辺俊は楽天打線を被安打1、与四球1に抑え、この2人のランナーを併殺で仕留めたため、打者27人で試合を終えた。このように、黎明期の楽天は他球団との戦力差が明確で、球団創設1年目のチーム成績は38勝97敗1分け(勝率.281)だった。

【問11】楽天の一軍公式戦で、球団初本塁打を打った選手は?

1.ロペス
2.鷹野史寿
3.礒部公一
4.竜太郎

【答え】3.礒部公一

【問12】松井裕樹は高校時代、強豪で知られる2校との試合を機に球種を増やす必要性を痛感。彼の代名詞であるスライダー習得のきっかけとなった。では、その2校とは?

1.横浜、早稲田実
2.習志野、日大三
3.帝京、浦和学院
4.東海大相模、拓大紅陵

【答え】2.習志野、日大三
【解説】中学時代はストレートと曲がりの大きなカーブを武器としていた松井。桐光学園に入学後、5〜6月に行われた習志野、日大三とのオープン戦でメッタ打ちにあったことで、球種を増やす必要性を痛感。これまで練習していたスライダーを自分のものにしようと思ったと、スポーツナビのインタビューで語っている。
【問13】以下の打撃部門のうち、楽天の選手がまだシーズン最多になっていないのは?

1.盗塁
2.安打
3.二塁打
4.三塁打

【答え】2.安打
【解説】最多盗塁は2012年に聖澤諒、最多二塁打は08年にホセ・フェルナンデス、11年に松井稼頭央、最多三塁打は06年、09年に鉄平、16年に茂木栄五郎が獲得している。

【問14】楽天でルーキーイヤーから規定投球回に達した投手は田中将大、則本昂大の他にもう1人いる。それは誰?

1.一場靖弘
2.永井怜
3.塩見貴洋
4.早川隆久

【答え】3.塩見貴洋

【問15】楽天はこれまで、MLBで434本塁打のアンドリュー・ジョーンズを筆頭に、実績のある大物外国人選手を次々に獲得してきた。では、出塁率を重視する「セイバーメトリクス」を用いたチーム編成で高い評価を受けた、楽天に2014年に在籍した選手といえば?

【答え】ケビン・ユーキリス
【解説】米国で03年にベストセラーとなった『マネー・ボール』で、選球眼が良く、出塁率の高いユーキリスは“四球のギリシャ神”と評された。楽天には14年に在籍するも、故障の影響もあって、ファンから寄せられた大きな期待に応えることはできなかった。

【問16】球界屈指のユーティリティー・鈴木大地がロッテ、楽天時代に先発出場した守備位置を、試合数の多い順に並べると?(左から多い順)

1.遊撃、三塁、一塁、二塁、指名打者、外野
2.遊撃、二塁、三塁、一塁、外野、指名打者
3.二塁、遊撃、一塁、三塁、外野、指名打者
4.二塁、遊撃、三塁、一塁、指名打者、外野

【答え】1.遊撃、三塁、一塁、二塁、指名打者、外野
【解説】鈴木はロッテ時代の2013年、16年に遊撃手としてベストナイン、17年に二塁手としてゴールデン・グラブ賞を獲得。楽天では20年に三塁手としてベストナイン、ゴールデン・グラブ賞に輝いている。

【問17】次の4選手で、東京六大学野球連盟の加盟大学出身ではない選手は?

1.津留崎大成
2.田中和基
3.渡邊佳明
4.下水流昂

【答え】4.下水流昂
【解説】下水流は東都大学野球連盟に所属する青山学院大出身。ちなみに津留崎は慶応大、田中は立教大、渡邊は明治大出身。

【問18】2012年に楽天の二代目主将に就任して、初の日本一に貢献した松井稼頭央。現役生活の晩年を過ごした楽天での彼の盗塁成功率は?

1.「39.8%」
2.「54.8%」
3.「69.8%」
4.「84.8%」

【答え】4.「84.8%」
【解説】松井稼は楽天に在籍した2011年(35歳)から17年(41歳)にかけて56盗塁(10盗塁刺)を記録。現役生活の晩年でも84.8%という高い盗塁成功率を誇った。ちなみに、日米通算記録は465盗塁、98盗塁刺、盗塁成功率82.5%。

【問19】2021年6月20日の楽天対オリックスの首位攻防戦。始球式を務めることになった著名人は、完璧な仕上がりに「この試合の先発でもいい」「内角をえぐり倒す」と強気な発言を繰り返すも、オリックスの福田周平にヒットを打たれてしまう。さて、この著名人は?

1.高岸宏行(ティモンディ)
2.伊達みきお(サンドウィッチマン)
3.山崎弘也(アンタッチャブル)
4.レッド吉田(TIM)

【答え】2.伊達みきお(サンドウィッチマン)

【問20】球団マスコット初となる契約更改に臨むも、交渉が決裂した楽天のマスコットといえば?

【答え】Mr.カラスコ
【解説】Mr.カラスコは楽天の非公認“悪役”マスコット。球場内でバイクを暴走させたり、客席に乱入するなど、やりたい放題のパフォーマンスが人気だった。2014年を境に消息を絶つも、18年、約4年ぶりに楽天生命パーク宮城を“襲来”した。ちなみに、マスコットの契約更改はつば九郎が有名だが、契約交渉が始まったのは09年のオフから。

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(企画構成:株式会社スリーライト)

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