【問1】「読売巨人軍発祥の地」の石碑がある場所はどこ？

1.東京都千代田区
2.東京都稲城市
3.千葉県習志野市
4.東京都文京区

【答え】3.千葉県習志野市
【解説】1934年に大リーグ選抜チームが来日した当時、まだプロ野球団がなかった日本は、六大学の卒業生らから成る全日本チームを編成。両チームの練習場となったのが千葉県習志野市旧谷津遊園内にあった谷津球場だ。このメンバーの一部が巨人軍の創設メンバーとなった。谷津バラ園の入口の脇に建つ記念碑には、長嶋茂雄、王貞治、原辰徳らの手形とサイン付きのプレートが並べられている。

【問2】『巨人軍の歌-闘魂こめて-』の作曲者は？

1.山田耕筰
2.古関裕而
3.米山正夫
4.滝廉太郎

【答え】2.古関裕而
【解説】古関氏は『栄冠は君に輝く』『六甲おろし』『オリンピック・マーチ』なども作曲。

【問3】1970年代からの、巨人の歴代ユニフォームサプライヤーの変遷で正しいものはどれ？

1.デサント→アディダス→アンダーアーマー→ミズノ
2.アシックス→アディダス→アンダーアーマー→ナイキ
3.ミズノ→アンダーアーマー→デザント→ミズノ
4.ミズノ→アシックス→ナイキ→アンダーアーマー

【答え】1.デサント→アディダス→アンダーアーマー→ミズノ
【解説】1970年代からデサント製のユニフォームを着用していたが、2006年にアディダス製、15年にアンダーアーマー製となり、21年シーズンにミズノ製に変更した。

【問4】巨人では歴代14人が沢村賞を受賞している。なかでも最多の3回受賞している投手は？

1.堀内恒夫
2.斎藤雅樹
3.上原浩治
4.菅野智之

【答え】2.斎藤雅樹
【解説】斎藤は1989年、95年、96年の3度受賞しており最多タイ。堀内（66年、72年）、上原（99年、2002年）、菅野智之（17年、18年）はそれぞれ2回受賞。

【問5】巨人の永久欠番は12球団最多の6つある。次のうち一番最近で永久欠番になった背番号は？

1.「1」
2.「3」
3.「4」
4.「34」

【答え】1.「1」
【解説】永久欠番は古い順に、「4」黒沢俊夫（1947年）、「14」沢村栄治（「4」と同時）→「16」川上哲治（65年）→「34」金田正一（70年）→「3」長嶋茂雄（74年）→「1」王貞治（89年）。

【問6】1975年、長嶋茂雄監督就任1年目に掲げたキャッチフレーズは？

1.「スピード＆チャージ」
2.「メークドラマ」
3.「Show the Spirit〜和と動」
4.「クリーン・ベースボール」

【答え】4.クリーン・ベースボール
【解説】1974年オフに巨人・長嶋監督が就任。「クリーン・ベースボール」を高らかに掲げるが、1年目の75年は球団史上初の最下位に終わった。「スピード＆チャージ」は93年に長嶋監督が標榜したもので、「メークドラマ」は95年にこれも長嶋監督がチームを鼓舞するため飛び出した言葉。「Show the Spirit〜和と動」は2019年原辰徳監督時代のもの。22年のチームスローガンは「不屈〜GIANTS　EVOLUTION〜」。

【問7】1987年9月14日、巨人の二軍はファーム日本選手権の初代日本一に輝いたが、このときのMVPは？

1.松原靖
2.加茂川重治
3.橋本清
4.杉山直輝

【答え】2.加茂川重治
【解説】1987年に中日を下し初優勝。MVPは加茂川が獲得した。松原は88年、橋本は89年、杉山は92年にMVPを獲得。

【問8】ジャビットファミリーはいとこ、はとこを除いて何人構成？

【答え】6人
【解説】ミスタージャビットは2人（背番号555、同333）、シスタージャビット（同777）、キッズジャビット2人（背番号なし）、おじいちゃんジャビット（同1934）。

【問9】巨人で完全試合を達成した投手は歴代で2人。1994年5月18日広島戦で達成した槙原寛己ともう1人は？

1.藤本英雄
2.金田正一
3.加藤初
4.山口俊

【答え】1.藤本英雄
【解説】1950年6月28日、藤本は日本プロ野球初の完全試合を達成。金田は57年8月21日に達成したが国鉄時代の記録。加藤、山口はノーヒットノーラン。

【問10】2017年6月14日、巨人はプロ野球史上4度目となる継投によるノーヒットノーランを達成した。継投の組み合わせで正しいものは？

1.内海哲也−森福允彦−スコット・マシソン
2.山口俊−スコット・マシソン−アルキメデス・カミネロ
3.杉内俊哉−山口鉄也−スコット・マシソン
4.菅野智之−スコット・マシソン−山口俊

【答え】2.山口俊−スコット・マシソン−アルキメデス・カミネロ
【解説】継投でのノーヒットノーラン達成は、レギュラーシーズンでは06年日本ハムの八木智哉−武田久−MICHEAL以来4度目、セ・リーグでは初。山口（6回）、マシソン（2回）、カミネロ（1回）とリレーし、ソフトバンク打線を無安打に抑えた。

【問11】1990年の巨人は5人の投手が二桁勝利を挙げたが、次の投手のうち二桁勝利に達しなかった投手は？

1.宮本和知
2.木田優夫
3.香田勲男
4.槙原寛己

【答え】4.槙原寛己
【解説】1990年は2年連続20勝の斎藤雅樹を筆頭に、桑田真澄と宮本が14勝、木田が12勝、香田が11勝で、槙原は9勝。この6人で計80勝を挙げた。

【問12】1996年、松井秀喜は同一投手から7本塁打を放つが、誰から放った？

1.田畑一也
2.斎藤隆
3.紀藤真琴
4.今中慎二

【答え】2.斎藤隆
【解説】1996年、斎藤は松井を25打数7安打に抑えたが、打たれた7安打はすべて本塁打だった。

【問13】球団史上初めて右打者で40本塁打を記録した選手は？

1.坂本勇人
2.アレックス・ラミレス
3.小久保裕紀
4.原辰徳

【答え】3.小久保裕紀
【解説】巨人の歴史において右打者で初めて40本の大台に到達したのは、2004年に41本を放った小久保。以後、ラミレスが08年に45本、10年に49本を記録し、19年に坂本が生え抜きの右打者として初めて40本に届いた。原は1986年の36本が最高。

【問14】1993年5月2日ヤクルト戦で、松井秀喜がプロ入り初本塁打を放った投手は？

1.石井一久
2.高津臣吾
3.伊藤智仁
4.荒木大輔

【答え】2.高津臣吾

【問15】次のうち、ゴールデンスピリット賞を受賞したことがある選手は？

1.小笠原道大
2.村田修一
3.杉内俊哉
4.菅野智之

【答え】1.小笠原道大
【解説】ゴールデンスピリット賞とは、プロ野球人の社会貢献活動を表彰する賞で、小笠原は2009年に受賞。村田、杉内、菅野も積極的に社会貢献に携わり、ノミネートされたことがある。

【問16】巨人は日本シリーズで「3連敗したあとに4連勝」と「3連勝したあとに4連敗」の両方の記録を持つ唯一の球団であるが、「3連敗したあとに4連勝」はどのチームから？

1.ダイエー
2.西鉄
3.近鉄
4.阪急

【答え】3.近鉄
【解説】1989年の日本シリーズで近鉄と対戦した巨人。いきなり3連敗を喫したが、近鉄・加藤哲郎の“発言”に巨人ナインが奮起し、その後の4連勝につながったと言われている。巨人・駒田徳広が第7戦で本塁打を放った際の発言も語り草となっている。なお、「3連勝したあとに4連敗」は、1958年の「神様・仏様・稲尾様」と呼ばれた稲尾和久擁する西鉄との日本シリーズ。

【問17】2021年4月16日、坂本勇人がショートとして1778試合目の出場を果たして通算出場数が1位となったが、誰の記録を抜いた？

1.鳥谷敬
2.宮本慎也
3.石井琢朗
4.吉田義男

【答え】1.鳥谷敬
【解説】坂本は2021年4月16日のDeNA戦に2番・ショートで先発出場。鳥谷の持つ遊撃手通算最多出場記録を更新する1778試合出場を達成した。

【問18】1983年、成長目覚ましい若手3人が背番号にちなんで「50番トリオ」と呼ばれたが、組み合わせで正しいものは？

1.槙原寛己、石井雅博、後藤孝次
2.岡崎郁、駒田徳広、村田真一
3.槙原寛己、駒田徳広、吉村禎章
4.松原靖、井上真二、四條稔

【答え】3.槙原寛己、駒田徳広、吉村禎章
【解説】1983年の巨人は50番トリオが躍動。背番号50の駒田は開幕戦で初打席満塁本塁打の鮮烈デビューを果たし、背番号54の槙原は12勝9敗、防御率3.67でその年の新人王を獲得。背番号55の吉村は95打数31安打で打率.326をマークした。

【問19】1989年、井上真二は打率.298、12本塁打、38打点と自己最高の成績を残すが、新人王獲得ならず。誰と新人王を争った？

1.笘篠賢治
2.荒井幸雄
3.緒方耕一
4.与田剛

【答え】1.笘篠賢治
【解説】1989年、5年目の井上真二が大ブレイク。2カ月足らずで12本塁打を放ちオールスターゲームにも選出され、新人王争いに名乗りをあげるが、8月末の阪神戦で頭部にデッドボールを受けて戦線離脱。その年の新人王はヤクルトの笘篠が獲得した。

【問20】2015年、坂本勇人が球団史上戦後最年少の26歳でキャプテンに就任したが、球団史上戦後最年長でキャプテンに就任した選手は？

1.川上哲治
2.長嶋茂雄
3.小久保裕紀
4.阿部慎之助

【答え】1.川上哲治
【解説】10代目川上は38歳、13代目長嶋は35歳、17代目小久保は35歳、18代目阿部は28歳でキャプテンに就任。（年齢は就任1年目の満年齢）

（企画構成：株式会社スリーライト）