連載:プロ野球クイズ

プロ野球クイズ<オリックス編> ヤクルト編の答えと解説も掲載

スポーツナビ

ヤクルトクイズ答え・解説

ヤクルトクイズ20問、あなたは何問分かりましたか? 【写真は共同】

【問1】2007年に右打者として史上初のシーズン200安打を達成した選手は?

1.ラミレス
2.青木宣親
3.古田敦也
4.宮本慎也

【答え】1.ラミレス
【解説】古田選手兼任監督の2年目のシーズン。この年のラミレスは204安打を放ち.343の打率をマークした。

【問2】捕手として球団初の打率3割をマークした選手は?

1.古田敦也
2.秦真司
3.八重樫幸雄
4.大矢明彦

【答え】3.八重樫幸雄
【解説】八重樫は1985年に打率.304をマーク。「3割超え」は球団の捕手で初の快挙だった。

【問3】2017年、株のインサイダー取引で有罪判決を受けた元外国人選手は?

1.ホーナー
2.ホージー
3.ハーパー
4.デシンセイ

【答え】4.デシンセイ
【解説】デシンセイは1988年、ヤクルトに入団。東京ドームにおける公式戦第1号本塁打を放った。2011年、アメリカ証券取引委員会に会社買収に絡んだインサイダー取引の容疑で告発され、12年に起訴。17年に有罪判決を受けた。

【問4】1987年のドラフト会議でヤクルトは長嶋一茂との交渉権を抽選の末に獲得したが、どの球団との抽選だった?

1.大洋
2.巨人
3.広島
4.近鉄

【答え】1.大洋
【解説】長嶋を指名したのはヤクルトと大洋の2球団で、ヤクルトが交渉権を獲得した。また、父・長嶋茂雄がプレーしたのもあり巨人が指名するか注目されるも、橋本清(PL学園)を1位指名。大洋の外れ1位は盛田幸妃だった。

【問5】1989年、広沢克己と池山隆寛とともにシーズン100三振以上を記録した選手は?

1.デシンセイ
2.パリッシュ
3.マーフィ
4.ハウエル

【答え】2.パリッシュ
【解説】広沢は1985〜92年にかけて8年連続、池山は87〜92年にかけて6年連続で100三振以上を記録。パリッシュは89年にヤクルトに在籍し129三振を記録したが、42本塁打を放ちホームラン王を獲得した。

【問6】すべて救援、規定投球回数未到達ながら18勝を挙げ、最多勝を獲得した投手は?

1.内藤尚行
2.伊東昭光
3.高野光
4.西村龍次

【答え】2.伊東昭光
【解説】1988年、リリーフ投手の伊東が最多勝のタイトルを獲得。規定投球回に達していない投手としてはセ・リーグ史上初の快挙だった。

【問7】1990年4月7日、敵地・東京ドームで行われた巨人との開幕戦で、巨人・篠塚利夫に右翼ポールギリギリの「疑惑の本塁打」を打たれ、膝から崩れ落ちた投手は?

1.尾花高夫
2.高津臣吾
3.岡林洋一
4.内藤尚行

【答え】4.内藤尚行
【解説】ヤクルトを率いて1年目の野村克也監督は、開幕投手にまだ21歳だった内藤を抜てき。内藤は7回まで1失点の好投を見せるが、8回裏に篠塚に「疑惑の本塁打」を打たれ同点に。野村監督もすぐに猛抗議をしたが判定は覆らなかった。試合は延長14回までもつれ、巨人がサヨナラで勝利した。

【問8】1995年9月9日の巨人戦でノーヒットノーランを達成。その年に最優秀防御率を獲得した投手は?

1.ブロス
2.ホッジス
3.ギブソン
4.ハッカミー

【答え】1.ブロス
【解説】ブロスは1995〜97年にヤクルト、98〜99年に西武に所属。95年にヤクルトへテスト入団し、初年度から才能が開花。14勝、防御率2.33の活躍で、同年の最優秀防御率投手に輝いた。

【問9】2001年に早稲田大学へ入学。3年時までは青木宣親と1・2番、鳥谷敬と二遊間を組んでいた選手は?

1.土橋勝征
2.川島慶三
3.田中浩康
4.武内晋一

【答え】3.田中浩康
【解説】田中は、香川の尽誠学園高校から2001年に早稲田大学に進学。入学後の春のリーグ戦の開幕戦・明治大戦で1番・セカンドでスタメン出場。1年先輩の青木宣親と1・2番、鳥谷敬と二遊間を組むなど、早稲田大学の黄金期を支えた。ヤクルトでは00年代後半〜10年代前半にセカンドのレギュラーとして活躍。現在はDeNAで内野守備走塁コーチに就いている。

【問10】前年まで通算8勝ながら、1999年にプロ入り初の規定投球回数に到達し、チーム日本人最多の9勝を挙げた投手は?

1.田畑一也
2.高木晃次
3.前田浩継
4.宮出隆自

【答え】2.高木晃次
【解説】1999年は川崎憲次郎が7勝、石井一久と伊藤智仁が8勝と精彩を欠き、日本人最多は9勝の高木だった。

【問11】2001年はレギュラー野手の8人全員が規定打席に到達した。古田敦也、ペタジーニ、土橋勝征、岩村明憲、宮本慎也、ラミレス、稲葉篤紀、もう1人は誰?

1.真中満
2.飯田哲也
3.宮出隆自
4.佐藤真一

【答え】1.真中満
【解説】真中満は1998年に名手・飯田哲也からセンターのポジションを奪いレギュラーに定着。2001年には打率.312でリーグ優勝、日本一に貢献した。なお、15年には監督としてヤクルトをリーグ優勝に導いている。

【問12】2011〜14年、18〜19年に監督を務めた小川淳司は習志野高校の出身だが、2学年先輩は?

1.谷沢健一
2.掛布雅之
3.福浦和也
4.宇野勝

【答え】2.掛布雅之
【解説】小川は1957年生まれ。75年夏、エースとして習志野を甲子園優勝に導いた。掛布は55年生まれ。2年時の72年夏に甲子園出場。

【問13】青木宣親が最初にメジャーに移籍したチームはミルウォーキー・ブルワーズだが、当時の背番号は?

1.「23」
2.「8」
3.「3」
4.「7」

【答え】4.「7」
【解説】第1次ヤクルト時代は「23」と「1」をつけてて、「7」はこのときが初めて。なお、2017年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも「7」をつけている。現在は再び「23」をつけてプレー。

【問14】2013年8月、バレンティンが日本プロ野球新記録となる月間本塁打を記録したが、何本打った?

1.15本
2.16本
3.18本
4.20本

【答え】3.18本
【解説】26試合で18本塁打と驚異的なペースで本塁打を量産した。15本は王貞治(巨人)、大杉勝男(東映)、カブレラ(西武)らで6位、16本は門田博光(南海)、江藤智(広島)、阿部慎之助(巨人)、筒香嘉智(DeNA)で2位。なお、20本はサミー・ソーサ(カブス)が達成したMLB記録。

【問15】2007年のドラフト会議で5球団競合の末、ヤクルトが由規との交渉権を獲得。翌年、ルーキーイヤーの一軍投手コーチだったのは次のうちだれ?

1.荒木大輔
2.成本年秀
3.佐藤義則
4.伊東昭光

【答え】1.荒木大輔
【解説】2008年の一軍投手コーチは、荒木大輔と伊藤智仁。同姓同名(漢字は違う)の佐藤義則は同年は野球評論家として活動。伊東昭光は前年の07年までヘッド兼投手コーチを務めた。

【問16】山田哲人の父親の職業は?

1.消防士
2.医者
3.警察官
4.教師

【答え】3.警察官
【解説】山田が履正社高校(大阪府豊中市)に入学すると、家族で同市に引っ越すなどサポートを惜しまなかったという。

【問17】2012年8月10日の巨人戦(東京ドーム)で山田哲人はプロ初本塁打を記録した。誰から打った?

1.澤村拓一
2.内海哲也
3.東野峻
4.杉内俊哉

【答え】2.内海哲也
【解説】巨人・内海から初アーチを放った。この年は1本に終わったが、2年後の2014年に29本と覚醒。スターへの階段を登っていった。

【問18】元バレーボール選手の父親と元陸上選手の母親を持つ選手は?

1.塩見泰隆
2.村上宗隆
3.マクガフ
4.清水昇

【答え】1.塩見泰隆
【解説】スポーツ一家で育った塩見泰隆は、野球で才能を開花させ中学時代に全国大会ベスト8。武相高校、帝京大学でけがに苦しむものの、大学4年時に同級生の青柳晃洋(阪神)に刺激を受けて大活躍。社会人のJX-ENEOS入り後は俊足に加え、打撃のパンチ力も備え、プロ入りをつかんだ。

【問19】2021年、中村悠平が6年ぶり2度目となるゴールデングラブ賞を受賞。ヤクルトの捕手でゴールデングラブ賞を複数回受賞したのは中村、古田敦也、もう1人は誰?

1.相川亮二
2.八重樫幸雄
3.大矢明彦
4.秦真司

【答え】3.大矢明彦
【解説】大矢明彦は1972、75〜78、80年の6回受賞。ヤクルトの捕手でゴールデングラブ賞を複数回受賞したのは中村で3人目となる。

【問20】奥川恭伸がプロ初奪三振を奪った相手は?

1.菊池涼介
2.堂林翔太
3.田中広輔
4.會澤翼

【答え】2.堂林翔太
【解説】2020年11月10日広島戦(神宮)でプロ初登板初先発。初回に堂林翔太からプロ初奪三振を記録。ちなみにプロ初勝利も神宮での広島戦だった(21年4月8日)。

(企画構成:株式会社スリーライト)

2/2ページ

著者プロフィール

スポーツナビ編集部による執筆・編集・構成の記事。コラムやインタビューなどの深い読み物や、“今知りたい”スポーツの最新情報をお届けします。

新着記事

編集部ピックアップ

コラムランキング

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント