八木・桧山の記憶に残る「神の一振り」 慌てて打ったら代打逆転満塁ホームラン!
桧山進次郎の「神代打」第3位
2007年9月7日の巨人戦で上原浩治から決勝ホームランを放った桧山進次郎 【写真は共同】
その頃、上原投手はもう先発から抑えに転向していたんですね。結果からいうと、乱打戦になって9対8でタイガースが勝った試合。8回までジャイアンツがホームラン7本で8点を取り、タイガースはタイムリーヒットや四死球で8点。同点の9回表、上原がマウンドに上がりました。そこへ僕が代打で行って、彼のフォークボールをライトスタンドに打ったんです。ちょっと泳ぎながら、右手1本で。それがあの日唯一のタイガースのホームランで、決勝打になりました。
でも、今だに上原投手からは認めてもらっていないんです。彼と話をすると必ずその話題になるんだけど、「片手で打ったから、あれはホームランとして認めない」って(笑)。だから余計、思い出深いです。
八木 片手で打ったホームラン、こんな感じだろうなっていうイメージがすごく湧いてくるわ〜(笑)。
桧山 あの試合、タイガース唯一のホームランだったこともあって、自分の中でもなんだかインパクトがありました。
第3位でもこれだけドラマのある、神の一打。第2位、第1位はいかに……!? その他、代打の神様の2人が選ぶ「対戦して燃えた投手ベスト5」や「阪神タイガース歴代ベストナイン」の発表も! そちらの模様はぜひスポナビ公式YouTubeにてご覧いただきたい!!
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