炭酸水、飲み過ぎるとどうなる?管理栄養士が回答

MELOS -メロス-
炭酸水の摂取目安量は明確に提示されていません。そのため、基本的には飲み過ぎても問題ないことが多いです。しかし、必要以上に飲み過ぎると、デメリットが出ることがあります。

炭酸水を飲み過ぎると考えられるデメリットについて、健康検定協会理事長で管理栄養士の望月 理恵子先生監修の記事より、一部抜粋してお届けします。

【MELOS】

代謝が悪くなり、疲れやすくなる可能性

炭酸水は弱酸性なので、飲み過ぎると体が酸性に傾き、新陳代謝が低下する場合があります。新陳代謝が低下すると、疲労を感じやすくなる可能性があります。

ガスが溜まりやすくなる可能性

炭酸水には多くの空気が含まれているため、飲み過ぎると、体内にガスが溜まりやすくなります。その結果、ゲップやおならの原因になります。

腹痛や下痢を起こす場合がある

多量の炭酸水を摂取すると、腸が過剰に刺激を受けてしまいます。そのため、腹痛や下痢を引き起こす原因になる可能性があります。

「炭酸水の飲み過ぎで太る」って本当?

無糖の炭酸水であれば、飲み過ぎても太ることはありません。無糖の炭酸水はカロリー・脂質・糖類などが0だからです。

しかし、炭酸水の飲み過ぎで、むくんで体重増加する可能性は考えられます。

とくに、デスクワークなど動かずに同じ姿勢で長時間過ごす人は要注意です。同じ姿勢で長時間過ごすと、血流が悪くなってしまい、摂取した炭酸水が体の外に排泄されにくくなり、むくみの原因になる可能性があります。

ダイエット効果を期待する時の炭酸水の選び方
ダイエットに炭酸水を活用したい場合は、無糖炭酸水を選びましょう。加糖タイプを選ぶと、エネルギー過多につながり、逆に太ってしまう恐れがあります。

また、炭酸水は常温で摂取することをおすすめします。冷やした炭酸水は胃腸を刺激しやすいため、キンキンに冷えた炭酸水はおすすめできません。
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