Bリーグファンが選んだ“MIP” 今シーズン最も成長した選手は誰だ!?
富山に移籍して得たチャンスをものにした岡田侑大がMIP賞受賞 【(C)B.LEAGUE】
(ランキング表はコラムの最後に掲載します)
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「水を得た魚」のごとく「プレータイムを得た選手」
その中で1位に選ばれたのが岡田侑大(富山グラウジーズ)です。彼が象徴しているように今回選ばれた選手の多くが移籍によってプレータイムを得て、それが成長のきっかけを作ったと言えるのではないでしょうか。2位のシェーファーアヴィ幸樹(シーホース三河)、4位タイの森川正明(横浜ビー・コルセアーズ)、12位のニック・メイヨ(レバンガ北海道)もそれ当てはまります。以前の所属クラブとは違う役割や責任を担い、コート上で経験を積むことで才能が開花していったのです。
岡田は“ネイティブスコアラー”、生粋の点取り屋です。ちょうど移籍した富山も新たに浜口炎ヘッドコーチが就任、超攻撃型スタイルを打ち出したチーム作りに着手。それにマッチしました。さらにプレーメーカーであるジュリアン・マブンガ、ゴール下の番人、ジョシュア・スミスをチームメートに持つことでその成長を大きく促しました
また富山が持つ文化も岡田を後押ししました。3位にランクインした宇都直輝も移籍したときのそうでしたが、ビッグクラブからプレータイムを求めて移籍するハングリーさを認め、それを尊重する文化があるのです。加入したころの宇都はまだ粗削りでターンオーバーも多くて、独り相撲を取ってしまうとよく言われましたが、それをファンやクラブが許してくれるのです。ミスに対しても寛容で、「どんどんチャレンジをしろ、しろ」という風潮があり、それが岡田には好影響を与えたわけです。
岡田はこのオフ、信州への移籍を決めました。新しい環境を求めて新天地の臨むチャレンジは続きます。今度はどのような成長を見せてくれるのか? 来シーズンのオフに答え合わせができればと思います。
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