今季こそ阪神にバースは再来するのか? ポイントは「将棋」と「神戸ビーフ」
阪神史上最強の外国人選手・バース
バースが阪神に在籍したのは30年以上も前……。なぜ阪神ファンは今も「バースの再来」を夢見るのか 【写真は共同】
しかし今もなお、タイガースの外国人選手を語るとき、まず最初に名前が出るのは、彼をおいて他にいない。しかも現在40歳以上のタイガース・ファンは、誰もが彼の活躍を昨日の出来事のように生々しく語るはずである。
その年、来日3年目のバースは、打率3割5分、54本塁打、134打点で三冠王に輝き、シーズンMVPを獲得。日本シリーズでも西武ライオンズを相手に3試合連続ホーマーを放つなどして、MVPに選ばれた。
しかもバースは、翌年も打率3割8分9厘(これは今も破られていないプロ野球最高打率)、47本塁打、109打点で2年連続三冠王に輝き、前年の優勝から3位に後退したチームのなかで、一人気を吐いたのだった。
バースという選手が、なぜ日本のプロ野球で、これほどまでの驚異的活躍ができたのか?
それは、ひとことで言うなら彼の「クレバーな頭脳」の働きによる「順応力」と言える。それを理解するため、まずは「将棋」と「飛ぶボール」という2つのキーワードの助けを借りることにしよう。
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