【Tリーグ日本ペイントマレッツ】スタッフコラム#20『ビクトリーマッチ』

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ビクトリーマッチ。勝利の運命を決める最後の1マッチ。泣いても笑っても勝敗が決定する。
第1マッチを落とし、横井選手と橋本選手が順調に駒を進めた。第4マッチでは見事なスーパーラリーを披露してくれた芝田選手だったが惜しくも敗れ、2-2に。あと1マッチ(1セット)でチームの勝敗が決定する。

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ビクトリーマッチに起用されたのは横井選手。非常に激しいラリーの中、勝利したのは相手チーム。悔しさとともに、もどかしさも感じる試合展開。

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試合終了後、落ち込んでいるかと思い会いに行くと、反省点をコーチと話しながら、しっかり明日の試合に向けて前向きな姿勢の横井選手がいた。そんな姿を見て、明日は大丈夫だな・・・と安心した。
1球1球に緊張が走る中、本人はどんな気持ちで試合に挑んでいるのか聞いてみた。「1ゲームしかないので初めから攻める気持ちで戦うことを意識しています。多分誰が出てもプレッシャーを感じるとは思うのですが、私は全く緊張なく、むしろそのプレッシャーを楽しいと思えています!」と、驚いた筆者に対して、「昔からこういうのは好きなんです」と答えてくれた。
まさにビクトリーマッチの為に生まれてきたかのようなビックハートの持ち主。今回は惜しくも敗戦してしまったが、次に向かってポジティブに切り替えられていた横井選手。少し前までは敗戦すると毎度涙している印象だったが、気持ちの面も技術の面も余裕が出てきて、成長が感じられる。
少しずつ頼もしい背中になっていく横井選手の成長が、今後も楽しみだ。

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著者プロフィール

日本ペイントグループ女子卓球チーム「日本ペイントマレッツ」は、2017年4月に誕生し、2018年に卓球のTリーグが発足すると同時にTリーグに参画しました。 世界で活躍できるトップ水準の選手育成と排出を目標に掲げ、各地域での子ども向け卓球教室の開催やこども卓球台の寄贈などを通じて「卓球」の魅力と可能性を広げ、更なる発展に貢献しています。また、卓球で“ヒト”と“ヒト”をつなぎ、ホームタウンである大阪の街や生活に活力と夢、彩を与えています。

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