横浜に誕生した“継承と革新”の希望 三浦大輔が考えるベイスターズ野球とは?
応援したいと思ってもらうために
横浜を愛し、ベイスターズを愛する男が誓うのはもちろん優勝だ 【花田裕次郎/ベースボール・タイムズ】
そんな言葉がブルージーなトランペットに乗って聞こえてくる。画面にはリーゼントとスーツで決めた番長が愛車を駆って横浜の町を流し、会見場へと向かう――。
三浦大輔新監督就任会見が行われる11月17日の午前中。球団から“横浜愛”をテーマにしたPVが公開された。圧倒的だ。やはり番長は映える。横浜の町に。ベイスターズに。
「まぁ、時代とともにプロ野球の意義も変わってきましたからね。昔のように野球だけやっていればお客さんが自然と観に来てくれるわけじゃないし、まずは野球を知ってもらわなければいけない。そのためにも、ファンへのアピールは今の時代絶対に必要です。そのためには動画の戦略なども、DeNAの特徴ですからね(笑)。ただ、僕が前に出てどうこうというよりも、DeNAベイスターズというチームが、世間に対して“面白いことをやるワクワクさせるチームである”ということを知ってもらうこと。何よりも選手たちのプレーですよ。それを見て何かを感じ取ってもらう。熱く燃え上がる、応援したいと人々に思ってもらえる何かを見せていかなければいけませんよね」
三浦大輔“らしさ”とは?
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