連載:#BAYSTARS - 横浜DeNAベイスターズ連載企画 -

ハマスタ伝統“目玉チャーハン”の秘密 エース今永も勝負メシにするほどの実力

村瀬秀信
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山下大輔、谷繁元信など起源は諸説あり

ベイスターズのエース・今永昇太が頬張る食べ物は…? 【(C)YDB】

 ハマスタ(横浜スタジアム)の奥深く。選手食堂には古くから伝わる噂の料理がありました。

 それは、横浜大洋ホエールズのプリンス・山下大輔氏が「僕はね、カレーにもスパゲティにも、何にでも目玉焼きを乗せるのが好きだったんだ」とその始まりであることを誇れば、1998年の大黒柱で“シゲシゲハマの司令塔”こと谷繁元信氏が「当時の調理長に“目玉焼きを乗せてくれ”と頼んだのが始まりです」と、ともに歩んだ歴史を楽しげに振り返るなど、その起源に諸説はあれど現役選手に今も変わらず愛され続けているハマスタ伝統のソウルフード。
 ただ噂には聞けど、我々ファンにはそれが一体どんな味なのか。食べたくても届かない。恋い焦がれたその料理の名を問われたなら、加藤のギョニキ(編集注:フリーアナウンサーの加藤暁氏)ならずとも前のめりにこう答えてしまうだろう。

“目玉チャーハン”だよ!

ハマスタグルメの新メニュー「目玉チャーハン」 【(C)YDB】

 ハマスタの選手食堂で最も知名度を持った人気メニューでありながら、ファンは決して触れることができなかった目玉チャーハンが、この度のハマスタでの初めて客入れに合わせ、ついに一般発売されることとなった。その第一報が報じられた7月3日、Twitterのトレンドに、同日に発売した『鬼滅の刃21巻』を抜いて『目玉チャーハン』が入るなど、たかがチャーハンとバカにできない高まる期待感は、一体どこから来るのだろうか。
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著者プロフィール

1975年8月29日生まれ、神奈川県茅ケ崎市出身。プロ野球とエンターテイメントをテーマにさまざまな雑誌へ寄稿。幼少の頃からの大洋・横浜ファン。

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