シーズン初戦となる全日本大学駅伝を展望 浮かび上がるのは「3強」の構図

加藤康博
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今季優勝の鍵はエースを支える「選手層の厚さ」

優勝候補チームのエースたち。(左から)駒澤大・田澤廉、青山学院大・吉田圭太、東海大・西田壮志 【写真:アフロスポーツ】

 出雲駅伝が中止となり、今季の男子大学駅伝初戦となる第52回全日本大学駅伝が11月1日に行われる。

 今年はコロナ禍により春から夏にかけ、各大学とも練習に大きな影響が出た。加えてレースもほとんどが中止。各例年とは異なるスケジュールでの強化を余儀なくされている。しかし秋に入り徐々に試合や記録会が開催されるようになってきた。その走りと結果を踏まえてエントリーメンバーを見ると、1月の箱根駅伝を制した青山学院大と前回大会優勝校の東海大、そして前回3位の駒澤大の3強の構図が浮かび上がってくる。
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著者プロフィール

スポーツライター。「スポーツの周辺にある物事や人」までを執筆対象としている。コピーライターとして広告作成やブランディングも手がける。著書に『消えたダービーマッチ』(コスミック出版)

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