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グローレとSIMの特徴を引き継ぐ！テーラーメイドの最新作「SIMグローレドライバー」

スポナビGolf 2020年9月29日 8:00

【スポナビGolf】

テーラーメイドが日本市場向けに開発した、最新シリーズ「SIMグローレ」。今回は「SIMグローレドライバー」をゴルフライターの鶴原弘高さんが試打。その特徴を解説していただきました。

SIM GLOIRE ドライバー

SIMグローレドライバーとは

球をつかまえやすいグローレの特徴とSIMの性能も引き継いだドライバーです。

グローレはテーラーメイドの日本市場向けのブランド。前作はMシリーズの系譜をもつMグローレが出ていましたが、今回のワールドワイドモデルがMシリーズからSIMシリーズにモデルチェンジし、グローレもSIMグローレとなって新登場しました。

フォルムの特徴

SIMドライバーのテクノロジーを引き継いだモデルになっています。

【スポナビGolf】

アライメントにも使えるクラウンの白いラインが細くなり、構えやすくなりました。

【スポナビGolf】

前作のMグローレと比べると格段に細くなっています。

【スポナビGolf】

SIMシリーズ最大の特徴はスピードインジェクション。ヘッド内部に樹脂を入れルール上限いっぱいの高反発を可能にしたテクノロジーで、SIMグローレにも採用されていますが、樹脂を入れる場所が違います。

【スポナビGolf】

フェース側からではなくてトゥ側のポートから樹脂が入っているので、フェース面はネジもなく綺麗な状態になっています。今までネジが気になっていた方は安心して使える構造になっています。

最大の特徴

SIMのシリーズにない特徴は球のつかまえやすさです。グローレは日本市場向けのモデルとして、ドローバイアス設計を採用しています。

【スポナビGolf】

ヒール側のウエイトでスイング中にヘッドをターンさせやすいことで、球をつかまえてスライサーはまっすぐ打ちやすくなります。まっすぐ打つと球がドローになりやすい特徴があります。

試打の感想

実際に打ってみると、今までのグローレの特徴を受け継いでいるため、球はつかまえやすいです。構えたときには、ちょっとアップライト感があって球がつかまえやすそうな安心感もあります。

海外ブランドのクラブで球をつかまえづらいと思ってる方も、このSIMグローレであれば、まっすぐ打ちやすい、ドローを打ちやすいというメリットがあるでしょう。