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ドイツとフランスのサッカー移籍報道
キッカー、レキップなどの信頼度は?

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ドイツで移籍情報に特に強いのは、発行元が同じ『ビルト』と『シュポルトビルト』。日本語版サイトもある『キッカー』は、移籍が正式に決定してから報じるのが基本姿勢だ
ドイツで移籍情報に特に強いのは、発行元が同じ『ビルト』と『シュポルトビルト』。日本語版サイトもある『キッカー』は、移籍が正式に決定してから報じるのが基本姿勢だ【Getty Images】

 ドイツとフランスの移籍報道にはどんな特徴があり、情報の信ぴょう性が高いのはどの媒体か。ドイツでは大きな影響力を持つ大衆紙『ビルト』、スポーツ誌『シュポルトビルト』の他にテレビ局の『スカイ』なども移籍情報に強く、フランスではスポーツ紙『レキップ』とサッカー専門誌『フランス・フットボール』の2大メディアは言うに及ばず、ラジオ局や地方紙も重要な情報源になっている。

飛ばし記事が多いと思われがちだが最近は…

<ドイツの移籍報道>


 ドイツでも他のヨーロッパ諸国と同じく、ウインターブレークや夏のオフになると、サッカー報道は選手の移籍話が中心となる。


 移籍情報に断然強いメディアは、大衆紙『ビルト』と週刊誌『シュポルトビルト』。さらにサッカー専門誌『キッカー』、テレビ局『スカイ』も移籍報道に力を入れている。ニュース配信がメインではないものの、移籍情報サイトの『トラスファーマルクト』も忘れてはならない。


 地元クラブを厚くカバーするローカル紙も貴重な情報源だ。ドルトムントなら『ルールナハリヒテン』、バイエルンなら『アーベントツァイトゥング』や『TZ』、フランクフルトなら『フランクフルター・ルントシャウ』と、色豊かな媒体が存在する。


■ビルト(大衆紙)

移籍情報の信ぴょう性:★★★★☆(4)


 各クラブに複数の番記者を密着させ、合宿や日々の練習も欠かさずに取材。大きな影響力、クラブや代理人との太いネットワークを持ち、移籍情報をどこよりも先に掴むことは記者の使命と言ってもいいくらいだ。新加入選手が何時にどこの空港にどの便で到着するか、果ては、クラブAのオファーが何月何日の何時にクラブBに届いたかまで知っていることもある。今は貴重な情報をキャッチすればすぐにウェブサイトで配信するが、インターネットが普及していなかった時代には、『ビルト』の番記者が練習場で雑談に加わらずに真剣な面持ちで電話をしていたら、他媒体の記者たちは「これは明日何か出る」と構えたものだ。


 大衆紙なのでいわゆる”飛ばし記事”が多いと思われがちだが、最近はまったくそんなことはない。飛ばし記事を発信する時代は、ドイツでは終わったと言えるかもしれない。


■シュポルトビルト(スポーツ誌)

移籍情報の信ぴょう性:★★★★☆(4)


『ビルト』と同じアクセル・シュプリンガー社が発行する週刊スポーツ誌。両メディアは協力関係にあり、『シュポルトビルト』が先に得た情報を『ビルト』が「シュポルトビルトが掴んだ情報によると……」と伝えることも多い。


■キッカー(サッカー専門誌)

移籍情報の信ぴょう性:★★★★★(5)


 ほとんどオフィシャル感のある『キッカー』は基本、移籍が正式に決まるまで情報の発信を待つ。プリント版の発行は月曜と木曜の週2回で、移籍ニュースは正式発表直後にウェブサイトで速報する。

円賀貴子(ドイツ編)、結城麻里(フランス編)

スポナビDo

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