新庄剛志が教える、カットプレー技術 “スピン投法”で無駄を省く
第8回 新庄野球塾4――内野守備編
カットプレーには無駄が多いという新庄。その無駄をなくすために生み出した“スピン投法”とは? 【写真は共同】
ぼくの子どものころは、「中継プレー」なんて呼ばれていた。
例えば一塁にランナーがいて、外野を破る長打が飛びだす。
一気にホームを狙うランナーを刺そうと、ショートやセカンドが外野手からの送球を捕って、ホームに投げる。これがよく見るカットプレー。ものすごくスリリングで、ファンもわく。
子どもの野球や草野球では、カットプレーで勝敗がわかれることが少なくない。
外野からの送球が乱れて、カットに入った内野手が捕り損ない、ボールはグラウンドを転々……。その間に、ランニングホームランになったりする。
カットマンの位置が悪くて、送球に無駄な時間がかかることもある。
ほとんど間に合わないのに、内野手がホームに投げてしまい、バッターランナーに余計な塁を与えてしまうことも。
カットプレーには、捕球と送球というふたつの動作が含まれている。
外野からの送球を捕り、グラブの中のボールを利き手に持ち変えて、投げる──。
やってる選手は素早くやってるつもりかもしれないけど、この3つの動作がそれぞれわかれてしまっていて、無駄な時間が生まれているんだ。
ぼくは学生のころから、その無駄をなんとかしたいと真剣に考えていた。
そこから生まれたのが、これから説明する、スピン投法。
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