ベイスターズを彩る“スタグル”の理念 8月には横浜駅に店舗進出、その狙いは?
横浜駅への進出は「大きなチャレンジ」
ベイスターズが横浜駅にオープンさせる新店舗『&9(アンドナイン)』のイメージ図。ファンだけでなく、通勤通学で駅を利用する一般層にも存在感を示していく 【(C)YDB】
「私たちの飲食店が横浜駅への店舗に進出することは、我々にとって大きなチャレンジです。これまでベイスターズの飲食がやってきたことは、基本的に試合日の球場内が勝負の場所としてあることが大前提で、そこから『&9』で初めて球場の外に出て、試合のない日にも営業を始めた。
そして今回は、球場だけではなく、街の飲食店と同じ土俵での勝負になるわけですから、ベイスターズのファンではない方々を含め一般の方を相手にどこまでやれるのか。今後のためにも、ここでしっかり勝負をしていきたいと思っています」
“ごはんを食べにハマスタに行く”レベルまで
スタジアムグルメは試合がある日に食べに行くものだが、いずれは試合のない日にも“ごはんを食べに行く”レベルまで持っていきたいという 【(C)YDB】
「今年の6月からデリバリーによるスタジアムグルメを自宅に配達するサービスも行いましたが、いずれは試合のやっていない日でも、商業施設のフードコートのように一般の方が“ごはんを食べにハマスタに行く”レベルまで持っていきたいと考えています。今はコロナ禍で状況的にストップせざるを得ない局面ではありますが、これから目指すべきところへ向けて何が出来るのか。次に出すスタジアムグルメのラインナップも含めて、検討をしているところです」
今季、満を持して投入されたのは「目玉チャーハン」だ(写真は目玉チャーハンを好物と語る今永昇太投手) 【(C)YDB】
「目玉チャーハン」
横浜スタジアムの選手食堂で長年にわたり選手・関係者に愛されてきた、噂の逸品。それがついに一般販売を迎えたのである。
(取材協力:横浜DeNAベイスターズ/横浜スタジアム)
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