かつてない苦境に立つ「ペップ・シティ」 CLマドリー戦は威信をかけた戦いに
グアルディオラが率いたこの4年間で、シティがこれほど苦しいシーズンを送るのは初めてだ。生命線と言えるボールポゼッションの質も低下している 【Getty Images】
加えて先頃、UEFAが定めるファイナンシャルフェアプレー(クラブの財政収支に関する規則)に違反したとして、来シーズンからの2年間は欧州カップ戦に出場できないという処分を科された。このペナルティーにより、今夏の主力の大量流出が危惧される。かつてない苦境に立たされた「ペップ・シティ」。名将グアルディオラは、現役時代から死闘を繰り広げてきた宿敵マドリーにどう挑むのか。
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守備の弱体化が指摘されるが実は攻撃も……
プレミアリーグでは早々とリバプールに独走を許し、すでに3連覇の可能性はほぼ消滅した。バルセロナとバイエルン・ミュンヘンの監督時代も含めて、ここまで厳しい状況(首位との勝点差は22)で、CLの決勝ラウンドを迎えるのはグアルディオラにとって初めての経験だ。
数字を見ればシティの低迷は一目瞭然だ。プレミアリーグの27節を終えて、すでに昨シーズンの総失点23を超える29失点を喫しており、守備の弱体化が盛んに指摘される。だが、実は守備だけでなく攻撃も機能していない。失点が増えているのは、むしろ試合をコントロールする力、すなわちボールポゼッションの質が低下しているからなのだ。
しかもCLのラウンド16で対戦するのは、最多13回の優勝回数を誇るレアル・マドリー。すべてグアルディオラの就任前の試合とはいえ、過去の対戦成績も2分け2敗と分が悪い。
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