名古屋での失敗を糧に…新たなチャレンジへ 小倉隆史は理事長としてJリーグを目指す
名古屋の言い訳はしない「僕の力不足」
名古屋では不本意な結果に終わった……。小倉隆史はいま地元でJリーグ入りを目指して奮闘している 【栗原正夫】
クラブのOBとはいえ、それまで指導経験のなかった43歳(当時)の新人監督の大抜てきは、Jリーグでも異例として世間の高い注目を集めた。しかし、シーズンが開幕すると春の終わりから夏場にかけてリーグ17戦未勝利と不名誉なクラブ記録を作ってしまい、8試合を残した時点でJ2降格圏の16位(年間総合順位)に低迷。小倉は不本意ながらシーズン終了を待たずに事実上の解任となり、結果的に名古屋はクラブ史上初のJ2降格という憂き目に遭うこととなった。
新人監督にいきなり強化と現場の「全権」を委ねたという点では、非はむしろ任命したクラブのフロントにあり、事態の矢面に立たされた小倉が気の毒だったとも言えなくはない。ただ、消すことのできない過去も、いまにしてみれば大きな財産だ。
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FC.ISE-SHIMAは13年に地元伊勢市出身で、小倉の四日市中央工時代のチームメートである中田一三(元横浜フリューゲルスなど)が立ち上げたクラブ。小倉はその中田から理事長のポストを引き継ぎ、現在はクラブの顔としてピッチ内外で奮闘している。
ミッションは前理事長の中田が「暇やろ?」と小倉に声をかけたところから始まったというが、小倉はいまどんな思いでいるのか。
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