田渡凌、WCに「出場は当たり前だった」 Bリーガーが語るウインターカップ<3>
子供のころから慣れ親しんだウインターカップについて田渡凌に話を聞いた 【写真:伊藤大充/バスケットボールキング】
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一番思い出に残っているのは2年生次の3位決定戦
おっしゃる通り、僕は小さい頃から高校バスケを見ていて、週末に見に行くのが一番の楽しみでした。「明日お父さんの試合を見に行くよ」なんて言われたらめちゃめちゃテンション上がってましたね。最初に覚えた電車の乗り方も代々木の体育館までの行き方で、小学校1年くらいから1人で行ってました。インターハイは地方でやることが多いですが、ウインターカップは毎年東京なので、雑誌に出ている人を生で見られると思って張り切って見に行ってましたね。
――当時見て印象に残っている選手は?
今アシスタントコーチをされている山田謙治(秋田・能代工業高校)さんはよく覚えてるし、昨シーズンまでチームメートだった川村卓也(岩手・盛岡南高校)さんも京北と試合をしたので覚えてます。ウインターカップではないんですが、昨シーズン引退されたアレク(湊谷安玲久司朱、京都・洛南高校)さんに国体の時にサインをもらったことがあります。あとは洛南高校の村上直(現京都ハンナリーズ)さんなど、もう本当にマニアだったんで挙げるとキリがないですよ。当時は能代工が一番カッコいいと思ってましたね。ずっと優勝してたし、応援も独特で見入って、あっという間に1試合終わっちゃう。プレーもよく次の日に真似して練習してました。
――自分もあの舞台に立ちたいという気持ちは強かったですか?
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