羽生結弦、4回転アクセルへの決意「今はそのために生きていると思う」
世界最高クオリティーのトリプルアクセル誕生
スケートカナダで24歳シーズンを本格的にスタートさせる羽生結弦。先のオータムクラシックでは、トリプルアクセルに手応えをつかんだ 【写真:長田洋平/アフロスポーツ】
初戦となった9月のオータムクラシックでは、ループ、サルコウ、トウループと3種類の4回転を入れるプログラムに挑み、連覇を飾った。もちろん彼の狙いは、成績よりも、自分自身の感覚を確認すること。会見で羽生が語った、一番の手応えはトリプルアクセルだった。
「本当に満足のいくトリプルアクセルを初めて試合の中で、この入り方で跳べました。ツイズルからトリプルアクセルを跳んで、着地後もツイズルするというものです。そこがすごく良かったです」
「この『ORIGIN』という曲には、ツイズルからの入り方が一番合っていると思います。ひと味違った入り方になっているので、どうしてもやりたかったんです」
ところが、思ったほど高い評価が出なかった。
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