春の二冠&両TR勝ち馬不在の菊花賞 勝ち馬の行方を過去10年データから占う
中心はヴェロックスだが……
人気別成績
表1 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
枠番別成績
表2 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
厩舎の東西別成績
表3 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
参考として、皐月賞とダービー、同じ京都で行なわれる長距離G1の天皇賞・春における関東馬の成績を記しておくと、皐月賞で【4.0.3.51】、ダービーで【2.3.5.46】、天皇賞・春で【4.3.1.35】(このデータに限り、集計期間は10〜19年)。これらの3レースと比較して、菊花賞における関東馬の不振は際立っていると言わざるをえない。
前走レース別成績
表4 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
前走神戸新聞杯出走馬の前走着順別成績
表5 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
神戸新聞杯1着馬は出てくればかなり有力ながら、サートゥルナーリアは天皇賞・秋へと向かったため今年は出走なし。2着馬の好走率も高いのだが、本番でも2着という例が多いのは留意すべきところか。3着馬もなかなかの好成績ではあるものの、近3年の結果が9着、11着、14着と振るわないのは気になるところではある。以下、4、5着馬は3着までで、6着以下から本番で好走した例は皆無となっている。