世界一に輝いた第1回WBCの思い出 上原浩治、日本代表の思い出Vol.2
第1回WBCでは世界一に貢献。決勝後は喜びを爆発させた 【写真:ロイター/アフロ】
イチローから感じた日の丸の重み
自分の中では、いい成績で終わることができましたし、結果、ああやって優勝もできた訳ですから良かったなという感じですよね。
――準決勝の韓国戦というのが、日本の野球史上でも非常に大きな意味を持ったと思いますけど、上原さんは韓国戦で素晴らしいピッチングを披露されました。あの時は韓国の声援がすごかった。完全アウェーでした。ああいう雰囲気の中で投げるのはいかがでしょう?
いやもうあれは、僕は何回も言っていますけど、甲子園(球場)を経験しているんで、大したことなかったです。阪神vs.巨人の甲子園の方が大変です(笑)。
――韓国のバッターというのはどうでしたか?バンバン振ってくるイメージがすごく強いですが?
学生時代から韓国戦ばっかりに投げてる感じがあるので、国際試合は。だから苦手意識は僕の中ではなかったです。
あとは里崎(智也)のリードと僕の考えが本当に一致していたんで。ほとんどいうか、首振ってないんじゃないかなというぐらいもう、あいつのサイン通りに投げれましたから。
――大会3試合目にして韓国に勝って、充実感はチームの中にありましたか?
負けた時にマウンドに旗を立てられた屈辱もありましたし、負けた時にイチローさんがベンチですごい言葉を発していたのを間近で見て、大会に対して思い入れがあるんだなと、「日の丸を軽く見たらあかんな」というのは感じましたね。
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