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波乱のGI、立役者になるのはこの馬
スプリンターズS穴馬をデータ分析

秋のG1で屈指の“荒れるレース”

 秋のG1開幕戦・スプリンターズS。過去10年の3着以内馬30頭中、6番人気以下の馬が半数の15頭、10番人気以下にかぎっても6頭を数え、ともに秋のG1では最多という荒れ模様の一戦だ。今年の人気馬は信頼できるのか、そして穴候補はどの馬か。過去の傾向から考えてみたい。データの分析には、JRA-VAN Data Lab.とTarget frontier JV、馬天楼 for データde出〜たを利用した。

1〜3着馬の人気と主な配当

表1
表1【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 表1は、過去10年の1〜3着馬の人気と、主な配当である。3着には毎年のように人気薄が入っており、10頭中9頭が6番人気以下で、残る1頭も5番人気。1、2着に激走する馬もいるが、特に3連単の3着候補は穴馬だけに絞ってもいいだろう。


 逆の見方をすれば、5番人気以内馬同士の組み合わせで「馬連(馬単)ハズレ、ワイド的中」という結果は2014年の1回のみ。もし「保険」としてワイドを買ってもムダになるか、その分馬連(馬単)の金額を増やしたほうが良かった、というケースがほとんどだ。なお、1〜3番人気馬が揃って3着以下に敗れた年はない。3連複や3連単なら、3番人気以内の馬も1頭は絡めつつ穴を狙うのが的中に近い。

枠番・人気別成績(新潟代替開催を除く)

表2
表2【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 人気面でもうひとつ注目したいのは、枠番別の成績だ(表2・14年の新潟開催時を除く)。全体としては人気馬なら中〜外枠、穴馬なら内よりの枠を引いた馬の好走が多く、それが2枠と3枠には顕著に出ている。この2〜3枠の5番人気以内馬は計【0.0.0.10】とまったく馬券に絡んでいないのに対し、6番人気以下の馬は【0.2.6.18】と8頭が3着以内に入っていた。

性齢別成績

表3
表3【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 性別の比較では複勝率に大きな差が出ており、牡・セン馬15.5%に対し、牝馬は27.3%。勝率や連対率はほぼ互角だ。また、表1にあったように6番人気以下の馬が6連対を記録しているが、うち5連対は牡・セン馬。牝馬の穴馬は好走しても3着止まりに終わることが多いので注意したい。なお、年齢別では5歳以下が計【6.8.8.61】複勝率26.5%、6歳以上は計【4.2.2.69】同10.4%と、5歳以下が優勢だ。

前走クラス・レース別成績(レース別は本年登録馬の前走のみ)

表4
表4【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 前走別では、サマースプリントシリーズのセントウルS、キーンランドCの2競走で、全出走馬の約3分の2を占めている。3着以内の好走馬が多く、好走確率も高いのがセントウルS組、単複で高回収率を記録するのはキーンランドC組だ。ただ、同じサマースプリントシリーズの一戦でも、北九州記念からの直行馬はすべて馬券圏外に敗退している。なお、10年2着のキンシャサノキセキ(高松宮記念1着→セントウルS取消)と、翌11年13着のアーバニティ(CBC賞7着→朱鷺S取消)は、それぞれセントウルSと朱鷺Sを前走として数えている。

JRA-VANデータラボ

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