秋のマイル路線を占う京成杯AH
データの読みは牝馬が中心

ハンデ戦で馬券的にも面白そう

 秋競馬開幕週の中山と阪神開催では土日に計3鞍の重賞が行われる。日曜には中山で京成杯AH、阪神ではセントウルSがメインレースとして組まれている。今回はサマーマイルシリーズの最終レースでハンデ戦と馬券的にも面白そうな京成杯AHをピックアップ。2009年以降に中山競馬場で施行された過去9回からレース傾向を探っていきたい。なお、データ分析にはJRA-VAN DataLab.とTARGET frontier JVを利用した。

京成杯AHの人気別成績(中山開催・2009年以降の過去9回)

表1
表1【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 まず表1は京成杯AHの人気別成績。1番人気馬は【3.0.0.6】と1着か4着以下にはっきり分かれているが、昨年のミッキーグローリーら近3年は続けて勝利している。2番人気馬は12年のレオアクティブら最多タイの3勝をあげ、連対率44.4%・複勝率66.7%で好走率はトップだ。3・4番人気馬が1勝ずつ。10番人気以下の1勝は15年に13番人気で制したフラアンジェリコである。


 勝ち馬9頭中8頭は上位4番人気以内に入っているが、2着馬は6番人気以下が7頭と伏兵の激走が目立っている。特に6〜7番人気馬が複勝回収率100%超と健闘し、10番人気以下も4頭連対している。人気薄にも注意を払いたい一戦だ。

京成杯AHの年齢別成績(中山開催・2009年以降の過去9回)

表2
表2【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 表2は年齢別成績。黄色で強調した3歳馬が16年ロードクエストら2勝をあげ、複勝率33.3%は最も高い。5歳馬は昨年のミッキーグローリーら最多の4勝をあげ、3着以内数も9頭と多い。4歳馬の複勝率は3歳馬に次ぐ25.0%と高いが、6歳馬は勝ち星がなく、連対率・複勝率ともに低い。


 なお、7歳以上は15年フラアンジェリコが7歳で勝利しており、単勝回収率・複勝回収率ともに100%を大きく上回っている。人気薄の高齢馬も軽視はできない。

京成杯AHの枠番別成績(中山開催・2009年以降の過去9回)

表3
表3【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 表3は枠番別成績。5枠に入った馬が16年ロードクエストら最多の4勝をあげ、勝率・連対率・複勝率いずれもトップだ。次いで2枠、6枠の順に成績はいい


 逆に最内の1枠、外目の7・8枠からは勝ち馬が出ておらず、連対率・複勝率ともに低い傾向にある。

京成杯AHの前走クラス別成績(中山開催・2009年以降の過去9回)

表4
表4【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 表4は前走クラス別成績。前走1600万下(現3勝クラス)だった馬が昨年のミッキーグローリーら3勝と勝ち切る傾向が強い。勝ち馬3頭はいずれも前走を勝ち上がっており、1600万下勝ち馬は注目しておきたい。


 前走G3組は一昨年のグランシルクら3勝をあげ、昨年は2・3着馬が該当。13年を除いて毎年1頭は3着以内に入っている。前走G1組は16年ロードクエストが勝利し、連対率・複勝率ともにG3組を上回っている。なお、オープン特別組は12年レオアクティブら2勝も連対率・複勝率ともに低く、13年以降は好走馬が出ていない。

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