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秋のマイル路線を占う京成杯AH
データの読みは牝馬が中心

京成杯AHの前走着順別成績(中山開催・2009年以降の過去9回)

表5
表5【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 表5は前走着順別成績。前走1着馬が昨年のミッキーグローリーら過半数の5勝をあげており、勝ち切る傾向が強い。3着以内に入った6頭はすべて京成杯AHで上位4番人気以内に支持されていた。前走2着馬は一昨年のグランシルクら2勝、前走3着馬は3着が4回で複勝率は前走1着馬に次いで高い。


 注目したいのは2着馬7頭が前走6着以下から出ている点だ。表1で示した2着馬7頭が6番人気以下だったように、前走着外から人気薄で激走するパターンが多く見られる。前走10着以下から15年フラアンジェリコ(前走七夕賞11着)、16年ロードクエスト(前走日本ダービー11着)と2勝しており、着外から連対圏に巻き返す可能性は考えておきたい

京成杯AHの前走からの斤量増減別成績(中山開催・2009年以降の過去9回)

表6
表6【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 表6は前走からの斤量増減別成績。出走数の半数以上を占める今回斤量減の馬が昨年のミッキーグローリーら6勝をあげている。これら斤量減の馬は前走2着以内【4.1.0.8】で連対率・複勝率38.5%と高い。また、斤量減+前走10着以下も【2.2.1.18】で連対率17.4%・複勝率21.7%と高く、単勝回収率・複勝回収率ともに100%を超えている。


 今回斤量増の馬は連対率こそ低いが、3着5回で複勝率は33.3%と優秀だ。

京成杯AHの種牡馬別成績(中山開催・2009年以降の過去9回)

表7
表7【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 表7は種牡馬別成績。ディープインパクト産駒は昨年のミッキーグローリーが勝利し、連対率41.7%・複勝率50.0%と非常に高い。15年以降の近4年において毎年1頭は3着以内に入っている。過去9回で勝ち馬の父はすべて異なっているが、いずれもサンデーサイレンス後継種牡馬もしくはミスタープロスペクター系の種牡馬だった。


 2着馬はディープインパクト産駒とジャングルポケット産駒を除くと、サンデー系以外のヘイルトゥリーズン系とミスタープロスペクター系種牡馬の子が占めていた。

結論

表8
表8【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 今年の京成杯AHの出走予定馬は表8のとおり。


 人気になりそうなのは中京記念1着グルーヴィット、2着クリノガウディーの3歳馬2頭だろう。ただ前走はともに52キロで、今回は斤量増。この2頭の比較では前走1着のグルーヴィットを上位に取りたいが、絶対視は危険と見る。


 これまでのデータから推奨したいのが、トロワゼトワルフローレスマジックの牝馬2頭だ。トロワゼトワルは前走3勝クラスの豊明Sを勝利し、今回が斤量減。前走3勝クラス1着馬、斤量減の好走パターンに該当する。アタマから積極的に狙ってみたい。フローレスマジックは好相性のディープインパクト産駒で5歳馬、前走10着以下で今回斤量減。人気薄で好走するパターンに合致している。


 他ではディープインパクト産駒のディメンシオン、今回と同じ中山芝1600mのアネモネS勝ちがあるハーレムラインといった牝馬を中心に馬券を組み立ててみたい。


文:ケンタロウ(けんたろう)

1978年6月、鹿児島県生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。初めて買った馬券が大当たりし、それから競馬にのめり込むように。データでは、開催日の馬場やコース適性に注目している。好きなタイプは逃げか追い込み。馬券は1着にこだわった単勝、馬単派。料理研究家ではない。

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