東京03・豊本明長が語るG1の醍醐味 プロレスは“ため”があるから感動する

柴山高宏(スリーライト)
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豊本は芸能界屈指のプロレスファン。その深い洞察から、レスラーへのリスペクトが伝わってくる 【撮影:熊谷仁男】

 7月6日に米国・ダラスで開幕した今年のG1クライマックスも残すところ、8月8日の横浜文化体育館大会と、10日から開催される日本武道館での3連戦のみとなった。芸能界屈指のプロレスファンとして知られる東京03・豊本明長さんが、独自の視点で今年のG1クライマックスと注目のレスラーを語り尽くす。

 これさえ読んでおけば、決勝戦がより楽しくなること間違いなし!?

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G1は選手のすごさを再確認する場

オカダvs.オスプレイの試合に両者の信頼関係を感じたと語る豊本 【撮影:熊谷仁男】

――史上初の米国での開幕戦やKENTA選手、ジョン・モクスリー選手の参戦など、今年のG1は例年以上に熱い展開ですね。

 すごいですよね。他にも、鷹木(信悟)さん、タイチさんも初参戦だし。普通、初参戦の大物は1人ですよ。もうね、内容が詰め込まれ過ぎていて、どこを見ていいのか分からない(笑)。本当に贅沢だなって思います。

――豊本さんはスポーツナビの連載コラム「東京03豊本のプロレスあれこれ」でも、溢れんばかりのプロレス愛とマニアックな知識を披露してくれました。G1のどういうところに惹かれますか?

 全員がフルスロットルでリーグ戦を駆け抜けようとするところですね。勝ち負けが重視されるのも醍醐味(だいごみ)です。変な話、プロレスって負けてもいいんですよ。もちろん、戦っている本人は嫌でしょうけど、負け様が美しければ、ファンはちゃんと評価しますから。ファンにとっては、G1ってそんな選手たちのすごさを再確認する場でもあるんですよね。

 あとは、いつも以上に石井(智宏)さんが首を抑えてるシーンが多いところ(笑)。ファイティングポーズをとっているシーンよりも多いんじゃないかってくらい、抑えてる(笑)。

――そこですか(笑)。話は変わりますが、Aブロックでは誰に注目していますか?
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