連載:俺たちが見たG1クライマックス
“東金の英雄”永田裕志のG1予想 世界が注目する「オカダvs.モクスリー」
永田は2001年に決勝で武藤敬司を破ってG1優勝を果たした 【撮影:熊谷仁男】
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注目はモクスリーとKENTA
いや、さすがにそれはなくなりました。9月8日には出身地である千葉・東金アリーナで、私が主催する新日本プロレスの興行がありますから、違った形で忙しい夏を過ごしていますよ(笑)。
――冒頭からさりげない興行の宣伝、ありがとうございます(笑)。
でも、今年のG1出場メンバーを見ると、「もう2年我慢して出続ければよかったな」と思ってしまうほど、いいメンバーがそろっていますよね。僕自身、闘ってみたくなる選手が多いですよ。
――特に注目しているのはどの選手になりますか?
Bブロックのジョン・モクスリーが、僕的にはすごく興味がありますね。暴れっぷりがいいですよ。
――WWEのトップが期間を置かずに新日本に参戦して、しかもG1に出場ですからね。
大きな身体を持て余すことなく迫力ある動きをするので、やっぱりさすがだなって。G1公式戦で行われたモクスリーとジェフ・コブというデカイ者同士の試合はすごく新鮮で面白かったです。彼は新日本のヘビー級戦線にいい風を吹かせてくれるんじゃないかと思いましたね。
――Aブロックでは誰に注目していますか?
――WWEでの4年半もかなりケガに悩まされましたからね。
だから修羅場をくぐってきた人間独特の悲壮感をまとってきたなと。棚橋(弘至)とやったG1公式戦(7.14の大田区総合体育館)なんてお互いに満身創痍で、だからこそ2人から悲壮感が伝わってきてよかったし。ただ、ああいう自分よりずっと若い連中がケガに苦しんでるのを見ると、いまだ無駄に元気な自分が申し訳なくなってきますけどね(笑)。
――その悲壮感ややさぐれた感じが、いまのKENTA選手の魅力にもなっていますよね。
それはありますね。
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