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数々のドラマを生み出したNBAドラフト
マイケル・ジョーダンも3番目指名だった

(3)2007年:史上最高級のスナイパー、デュラントを逃したブレイザーズ

学生時代の活躍は遜色なかったグレッグ・オデン(写真右)とケビン・デュラント
学生時代の活躍は遜色なかったグレッグ・オデン(写真右)とケビン・デュラント【Getty Images】

 この年の目玉は、オハイオ州立大のグレッグ・オデン(元ブレイザーズほか)と、テキサス大オースティン校で全米最優秀選手という称号を手にしたケビン・デュラント(現ウォリアーズ)。いずれも1年生で、前者は平均15.7得点9.6リバウンド3.3ブロックを挙げた213センチのビッグマン。後者は平均25.8得点11.1リバウンドをたたき出した公称206センチのスコアラー。


 どちらが1位指名されてもおかしくはない前評判の中、全体1位指名権を持っていたブレイザーズはオデンを指名。当時のブレイザーズにはガードにブランドン・ロイ(元ブレイザーズほか)、フォワードにラマーカス・オルドリッジ(現サンアントニオ・スパーズ)という核となる選手がおり、オデンを加えてセンターを強化しようとしていた。


 ところが、オデンは膝の負傷によりルーキーシーズンを全休。その後の2シーズンこそNBAのコートに立ったものの、相次ぐケガにより14年にはNBAから姿を消すことに。一方のデュラントは、1年目から平均20得点以上を奪って新人王に輝くと、今季終了時点でNBA歴代6位の平均27.02得点を記録し、リーグのベストプレーヤーの1人として君臨している。

(4)2011年:最下位指名という屈辱を受けた175センチのアイザイア・トーマス

最下位指名のアイザイア・トーマスがその後、名門セルティックスで活躍することとなる
最下位指名のアイザイア・トーマスがその後、名門セルティックスで活躍することとなる【Getty Images】

 11年のドラフトは、全体1位でカイリー・アービング(現ボストン・セルティックス)、9位でケンバ・ウォーカー(シャーロット・ホーネッツ)といった、現在オールスターとして活躍するスコアリングガードたちが指名された。


 そんな中、2巡目全体60位という最下位で指名された小兵がいた。それが175センチ83キロと筋骨隆々の肉体を持ち、クイックネスと得点力に秀でたアイザイア・トーマス(現デンバー・ナゲッツ)だった。サクラメント・キングスからドラフト指名されると、トーマスはキャリア3年目で平均20得点の大台を突破。


 その後フェニックス・サンズを経て15年2月にボストン・セルティックスへ加入したトーマスは、16、17年に2年連続でオールスター入りし、16−17シーズンにはリーグ3位の平均28.9得点を記録するリーグ有数のスコアリングガードへと成長を遂げた。

(5)2018年:花の84年組以来のトップ5指名がベスト5選出

2018年ドラフトのトップ5の象徴と言えるルカ・ドンチッチ(写真左)とトレイ・ヤングのマッチアップ
2018年ドラフトのトップ5の象徴と言えるルカ・ドンチッチ(写真左)とトレイ・ヤングのマッチアップ【Getty Images】

 昨年のドラフトは、全体1位指名となったセンターのディアンドレ・エイトン(サンズ)から順に、マービン・バグリー3世(キングス)、ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)、ジャレン・ジャクソンJr.(メンフィス・グリズリーズ)、トレイ・ヤング(アトランタ・ホークス)がトップ5指名を受けてNBA入りした。


 エイトンは得点とリバウンドで平均ダブルダブルを達成し、バグリー3世とジャクソンJr.は長身オールラウンダーとしてインパクトを放ったのだが、最も注目を浴びたのはドンチッチとヤング。ドラフト当日にトレードされた両選手は、所属チームのけん引役として大活躍。ドンチッチはいずれもチームトップとなる平均21.2得点7.8リバウンド6.0アシスト、ヤングは平均19.1得点にルーキートップの8.1アシストをマーク。両選手ともクラッチショットやハイライトシーンに残るような華やかなプレーを連発させ、多くのファンの注目を集めたことは記憶に新しい。


 そして、5月22日(同21日)に発表されたオールルーキーファーストチームには、満票となったドンチッチとヤングを筆頭に上位5選手が選出。これはジョーダンやオラジュワン、チャールズ・バークリー(元サンズほか)がドラフトされた84年以来初の快挙となった。


(文:秋山裕之/バスケットボールキング)

『バスケットボールキング』編集部
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