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新井貴浩・ただありがとう
挫折から始まった新井さんのプロ人生
まさかの開幕一軍も喜べなかった理由

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圧倒的なプロのレベルを痛感

ドラフト6位で広島に入団した新井氏。1年目からプロのレベルを痛感していた(写真上段、右から3人目)
ドラフト6位で広島に入団した新井氏。1年目からプロのレベルを痛感していた(写真上段、右から3人目)【写真は共同】

 僕のプロ生活は挫折から始まった。入団1年目の1999年2月。当時のカープは初の試みとして沖縄、宮崎・日南、広島・大野の3カ所で一・二軍の混成キャンプを張った。僕らルーキーは沖縄組に入り、本隊とは離れて別メニューで調整した。そこで目を奪われたのは、主力選手のフリー打撃だ。スイングがケタ外れに速く、打球はボンボン飛んでいく。中でも、天性の飛距離を持つ金本知憲さん、江藤智さんはすごかった。打球音も全く違う。圧倒された。僕自身、130キロ台のボールがとてつもなく速く感じた。いや、何をするにしてもスピードが違う。ショックだった。

「無理だ。プロはレベルが違う。これはもう2〜3年でクビだろう……」


 自分は、プロの世界に入ってはいけなかったんじゃないか。正直、そう思った。


「でも、自分に負けたくない。頑張ってうまくなりたい」


 そう考える自分もいた。焦りを感じる中でケガは起きた。

ベースボール・マガジン社

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