アーモンドアイの脚に8億円レースが霞む 武豊マテラスカイも世界通用の力を証明
日本馬が大活躍 G1を1勝、2着3回
エネイブルとの対決、凱旋門賞が待ち遠しく
直線で必死にアーモンドアイを追いかけて2着になったヴィブロス(栗東・友道厩舎)は、このレース、3年連続出走して[1・2・2]着。相性の良いワンターンの1800m戦という追い風もあって、アーモンドアイを除く世界の強豪を完封してみせた。引退レースで全力を出しきったのではないだろうか。人気のなかった英国馬ロードグリッターズは馬群にもまれることなく馬場の良い外目を追走、直線伸びて3着に善戦した。ディアドラ(栗東・橋田満厩舎)は外に出すまでのロスが響いて4着。「2000mが最も向いている」というJ.モレイラ騎手のコメントが、次走に予定される香港クイーンエリザベス2世カップ(シャティン競馬場、芝2000m)を楽しみなものにしている。
想っても詮無いことだが、ここに英国のエネイブルが出ていたなら結果はどうなっただろうか。それが明らかになる秋の凱旋門賞が待ち遠しくなった。
オールドペルシアン、次走で最強女王と激突か