深いラフから1発で抜け出すには? 欲を出さずに脱出最優先のスイングを!

吉田洋一郎
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深いラフにはまってしまったら、タイガー・ウッズのスイングを思い出そう 【写真:青木紘二/アフロスポーツ】

 課題別のワンポイントレッスンをゴルフスイングコンサルタントの吉田洋一郎が解説する。今回は深いラフからの脱出法。ラフでは上から打ち込むためにカットに打つことが重要だという。

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避けるべきはもう一度ラフから打つこと

 深いラフでボールが止まってしまうと、通常の打ち方では脱出することは難しくなる。ボールの手前に背の高い芝が密集しているため、インパクトまでにヘッドが芝の抵抗で減速してヘッドスピードが落ち、距離と高さが出にくくなってしまう。加えてボールの左(目標)側にもラフの芝があるため、インパクト直後のボールスピードも減速する。
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著者プロフィール

シングルプレーヤーを目標達成に導くゴルフスイングコンサルタント。世界で最も有名なゴルフインストラクター、デビッド・レッドベターから世界一流のレッスンメソッドを直接学ぶ。毎年数回ゴルフ先進国アメリカやヨーロッパに渡り、PGAツアー選手を指導する一流インストラクターに直接学ぶなど、心技体のゴルフ最新理論に関する情報収集と研究活動を行っている。実際に教えを受けた著名ゴルフインストラクターの数は100名を超える。監修した書籍「ゴルフのきほん」は30,000部のロングセラー。ゴルフ雑誌、スポーツ新聞にて連載を3つ持ち、世界のゴルフティーチングに関する情報発信を行っている。

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