「太陽のエース」棚橋中心に回りだす歯車 1.5後楽園は不気味な沈黙
TheEliteが次に姿を現すのは?
鈴木軍全体がLIJをロックオン 【写真:SHUHEI YOKOTA】
オカダはドームでテーマ曲もコスチュームもレインメーカー時代に戻した 【写真:SHUHEI YOKOTA】
また、14年の初開催以来、毎年必ず「何かが起こる」のがこの1.5後楽園だったが、今年は目立ったサプライズが無かったことが、逆に不気味だ。特に気になるのが、前日の第1試合終了後、脳震盪を起こし担架で搬送された飯伏幸太の容態と、ドームで無冠となり、今大会には出場しなかったBULLET CLUB The Eliteの面々だ。ドームでは、リーダーのオメガはIWGPヘビー級王座を、CodyはIWGP USヘビー級王座を失い、ヤングバックスのニック・ジャクソン&マット・ジャクソンはIWGPタッグ王座奪取に失敗。マーティ・スカルも第0試合で敗退している。逆に、The Eliteメンバーでありながら今大会にも出場した高橋裕二郎とチェーズ・オーエンズは、敵対していたBULLET CLUB OGに加勢し、NEVER無差別級6人タッグ王座防衛をアシストすると、試合後はアンダースロー式でウルフサインを合わせ結託をアピール。もはやThe Eliteからの離脱は決定的だ。果たして、The Eliteが次に姿を現すのは、いつ、どの場所となるのだろうか。