コラム閲覧数で振り返るプロレス界 東京03豊本のプロレスあれこれ(45)
ポーゴさんの遺伝子を継ぐ方たちも頑張っています
16年の振り返りコラムでは、ポーゴさん(中央)の復活を願っていましたが、17年6月に永眠。ご冥福をお祈りいたします 【写真提供:東京03 豊本明長】
第3位!
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この時は書かなかったですが、そんな昔ではない割と最近といえば最近。とある地方会場にプロレスを見に行った時、あるベテラン有名選手が会場近くでご飯を食べていました。そこに皮パン&ライダースに身を包んだバイカーが数人やってきて、「あ、〇〇じゃん!」「握手いいっすか?」と近寄ってきました。ちなみにバイカーのみなさんは、首すじにタトゥーが入っていたりと、見た目になかなかの怖さです。
ベテラン選手が握手の対応をした瞬間、「テメェなめんじゃねーぞ!」と突き放し、吹っ飛ぶバイカー! 後から話を聞いたら、握手と言いながらバイカーは手を強い力で握って、「俺、強いだろ?」というのをアピールしてきたらしいです。何という無茶な事を……。そんなベテラン選手に、バイカー達全員がビビっていました。
僕は心の中で「どうだ! レスラーは強いだろ!」と思ったと同時に、「これは事件になっちゃう?」とも思いましたけど、バイカー達が非を認めて謝ったので、まぁ大丈夫でしょう。
続いて第2位!
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驚きの第1位。そして最後のごあいさつ
何と第1位はウルトラマンロビン選手(右)について書いたコラムでした! 【写真:前島康人】
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分からない方もいると思いますが、名古屋のインディー団体SGP所属。所属は1人。少し前までは円谷プロ公認の本物のウルトラマン。165センチの53歳。出身は光の国と言っていますが、実家が名古屋のカラオケパブのロビンさん。独特のテンポの試合は何十年と変わらない品質。僕が思う“最後のインディー戦士”です。
そんなロビンさんを、どれくらいの方が見てくれたのか。1995年に北朝鮮で行われた「平和の祭典」の観客の数と同じくらいでした。その時に行われたのはアントニオ猪木vs.リック・フレアー。その試合を見た数と同じなんです。
新日本プロレスワールドの会員数が10万人突破というニュースが少し前に出ていましたけど、それをも越えるロビンさん。信じられません。
この結果、集計ミスでない事を願います。
ぶっちゃけこのコラムが開始される際に担当の方から「新日本プロレスやNOAHなどのメジャー系の内容を書いた方がアクセス数高くなると思いますよ」と言われてました。
それが蓋を開けたらロビンさんとポーゴさんのワン、ツーフィニッシュ!
本当にプロレスは何が起こるか分かりませんね。
だからやめられない!
最後になりましたが、皆さま2年間のお付き合いありがとうございました。
またどこかでお会いしましょう! 1、2、3ディスティニー!