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西野監督「リアクションにはしたくない」
W杯ロシア大会、コロンビア戦前日会見

西野監督「自分たちからアクションを起こす」

「スタートからリアクションサッカーは望みたくない」と西野監督
「スタートからリアクションサッカーは望みたくない」と西野監督【Getty Images】

──本田圭佑の現状について。それからハメス・ロドリゲスにどう対応しようと考えているのか?


西野 本田圭佑は欧州のリーグからメキシコのリーグに移って、その中で成長を図ってきています。代表チームにも招集を受けたり受けなかったりもあったんですが、私自身は彼の技術的なところ、精神的なところ、代表において不可欠なところを期待する中で招集しています。その期待に応えて、ここ1カ月のテストマッチ3試合のうち2試合にトライしてもらって、確実に彼の本来のプレーに近いところには来ていると確信しています。


 ハメスに関しては、コロンビアのシンボルですね。プレーメーカーであり、ポイントゲッターでもあり、非常に抑えるのは難しいと思います。誰が彼を抑えるかではなく、グループで、チームで彼を見ていかないといけないでしょう。彼を自由にさせる、スペースや時間を与えてしまうと、コロンビアのチームスタイルは確立されると思う。マンマークを付けて、彼をピッチから出してしまう。それで戦えるという確信が持てるならマンマークも考えたいと思いますが、そうもいかない選手だと思います。ですから縦横無尽に、ピッチに、ボールに、スペースに顔を出してくる選手なので、チーム全体として彼のポジションに合わせる中で対応していきたいと思います。


──明日のゲームプランをどう考えているか。それから選手をピッチに送り出すときに、どんな言葉をかけようと思っているか。


西野 スタートからリアクションサッカーというものは望みたくないです。自分たちからアクションを起こした中で、ゲームをコントロールしたいという考えはありますが、それ以上にコロンビアのハメスを中心とした攻撃の展開力やフィニッシュというところで、そういうリズムを止めていきたいと思います。彼らのテンポに(対して)リアクションになるだけにはしたくない。その中でも、自分たちからアクションを起こしていけるようにしたい。


 それは守備から攻撃に関して、どれだけ勇気を出せるか。ゴールに向かえるか。それを(意識として)選手に持たせたい。常にディフェンスのポジショニングや、1人1人のハードワークを求めるということに終始したくない。われわれも十分にボールを確保できるし、その上で攻撃を仕掛けられるという自信を選手に持たせたい。攻撃的なところのフォーカスを持たせて送り出したい。当然(相手を)リスペクトした中でディフェンスに追われる時間というのは長いかもしれませんが、その中でも逆転していく展開のスイッチ(を入れること)に対して、選手にしっかり意識を持たせたいと思います。


──キャプテンの長谷部選手が「準備期間が限られていた」と言っていたが、明日に向けて手応えを感じているか。それからコロンビアのフィジカルにどう対応できると考えているか?


西野 4年間、準備をされてきた(相手の)監督と、私は1カ月の準備というところでの時間的な差を感じたら、勝てないと思います。その中でも、選手たちとコロンビアを倒すためのできるだけの準備、これは十二分ではないが十分だったという手応えは感じています。それをぶつけるだけなので、その上で選手が明日、ああいう大舞台で違った反応を起こしてくれることを信じたいし、十分に戦えるスピリットを持ってサランスクに入ってきたつもりでいます。自信をもって明日、ピッチに送り出したいと思います。


 コロンビアのフィジカルに関してですが、いろいろなフィジカルの要素がありますし、われわれにはクイックネスや連動する力とか、ボールを伴ってプレーできる強みがあると思っている。そういう部分、日本の選手が持っている技術力、規律を持って動きながら入っていけるようなプレーをたくさん出したいと思います。選手たちが本来持っているプレーが、明日の大舞台で出せるかというと、ネガティブな要素もたくさんあると思っています。そういう精神的な、心理的なところで、少なくともコロンビアよりも優位性を持たせてピッチに送り出したいです。


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