アーモンドアイを脅かす馬はいる!? うら若きUMAJOがオークスをガチ予想!

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元AKBの藤江れいなさんと、元騎手の鈴木麻優さんが予想トーク

元AKBの「れいにゃん」こと藤江れいなさん(左)と、岩手競馬の元騎手「まゆゆ」こと鈴木麻優さん(右)。キャリアこそまだ浅いが、彼女たちの競馬に対する姿勢はホンモノだ 【netkeiba.com】

 アーモンドアイの圧勝に終わった桜花賞からおよそ1カ月余り。牝馬2冠に待ったをかける馬は現れるのか? ラジオNIKKEIの競馬番組でパーソナリティを務める元AKBの藤江れいなさんと、岩手競馬の元騎手の鈴木麻優さんが、写真や映像を見ながらガチ予想トーク。今年のオークスの行方を、これまで的中を重ねてきた実績と経験、そして女性ならではの感性で占ってもらった。20代UMAJOの二人が出した結論とは!?(取材・文:豊岡加奈子)

一筋縄ではいかない牝馬限定戦。パドックでチェックすべきポイントとは?

―――まず、オークスの出走メンバーを見た印象から教えてください。

鈴木麻優(以下、鈴木) アーモンドアイとラッキーライラックの2強になりそうな感じはありますが、桜花賞から一気に800mも距離が延びるので、伏兵の台頭も気になります。オークスは、距離適性もポイントになりますし。

藤江れいな(以下、藤江) アーモンドアイの前走は強すぎました! しかも、個人的にも注目しているルメール騎手が乗りますからね。あとはサヤカチャンが、仲が良い山本彩(NMB48)を連想するので気になっています(笑)。

―――ちなみに、馬体写真を見て気になる馬はいますか?

鈴木 私はラッキーライラック! オトコ馬っぽい馬体が好きなんですが、ラッキーライラックも女の子とは思えない馬体をしていますよね。

藤江 ホントだ、全然違いますね!

―――馬体で注目するポイントはあるんですか?

鈴木 毛ヅヤですね。テラテラしているような毛ヅヤの馬は好評価です。全体のバランスでいえば、芝馬でも胴が長すぎない、少し詰まり気味なほうがいいです。それと、小柄な馬体でも体を大きく見せる馬。最初に写真を見て「これくらいの馬体重かな〜?」って想像して、それよりも実際の体重が軽かったら、体を大きく見せているんだな、って。馬体のパーツではトモ周りに注目しています。筋肉がプリプリついている馬がいいですね。背中の感触などは乗らないとわからない部分もあるので、乗ったら一番わかるんですけどね(笑)。

衝撃の内容だったアーモンドアイのシンザン記念の走り

藤江さんの本命、アーモンドアイ。桜花賞で見せた末脚は強烈で、オークスでも最有力候補にあげられている。写真は2018年桜花賞 【netkeiba.com】

―――桜花賞を振り返ってみて……。

鈴木 アーモンドアイが強すぎました! 完全に一頭だけ次元が違う走りをしていますよね。 一歩一歩の斬れ味が、他の馬と比べても雲泥の差でした。

藤江 去年から競馬を始めた私でも、他の牝馬とは全然違うと思いました。

鈴木 私がまず、アーモンドアイをすごいと思ったのがシンザン記念。当時はそこまで評価していなくて、軽視していたんですよ。中央の場合、混合戦でオトコ馬と一緒に走るオンナ馬は割引なので。にもかかわらず、すごい脚で飛んでくるから「え〜っ!! こんなことある!?」って、衝撃を受けましたね。スタートで出遅れて、3〜4コーナーでもまだ後ろから2番手ぐらい。直線を向いても、まだ後ろのほうでしたけど、一気のゴボウ抜きですからね。「次元が違う! 嘘でしょ!?」って。本当にすごいなって思いました。

―――一気に距離延長する2400mでも、アーモンドアイのあの豪脚は衰えないと?

鈴木 後ろからいく馬なので大丈夫だと思います。ただ、道中はもう少し前につけてきそうな気はしますね。ラッキーライラックとアーモンドアイの2頭に関しては抜けていると思うので、あまり枠順も関係ないと思いますが、やはり距離ロスなく走れる内枠がいいことに越したことはないでしょうね。とくに、前述した2頭以外は枠順も気になります。

―――他に注目している馬がいれば、教えてください。

鈴木 サトノワルキューレは終いの脚がすごくて、距離が延びれば一発あるんじゃないかと思います。私は予想するうえで経験を重視しているので、すでに2400mの経験があるのはプラス材料ですし、スタミナもありそう。2強と戦ってないから、そういう面でも逆転ありそうですね。まだ4戦しか使われないことからも上積みは見込めますし、可能性は無限大です!

―――穴っぽいところで狙える馬はいますか?

鈴木 2400mの経験が少ない馬が多いから、一発あるとしたら長いところを使われてきている仔。トーホウアルテミスは2200mで勝っているし、前目につけられるからペース次第で残る可能性はありますね。

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