アーモンドアイを脅かす馬はいる!? うら若きUMAJOがオークスをガチ予想!

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伏兵陣は多士済々。二人が出した最終結論は?

鈴木麻優さんが推すのは、強力な先行力を武器に桜花賞からの巻き返しを狙うラッキーライラック(左)。写真は2018年チューリップ賞 【netkeiba.com】

―――上位人気になりそうな、他の馬たちについての印象を教えてください。

鈴木 リリーノーブルは安定しているけど、やはり2強には敵わないのかなぁ、と感じますね。マウレアも人気の一角にはなるでしょうし、リリーノーブルとは五分の戦いをしますが、ラッキーライラックと比較すると厳しいですよね。トーセンブレスは1800mの経験もあるし、東京コースで有利な終いを生かす競馬ができますけど、どうしても2強と比べると一枚落ちる印象はあります。

―――全体のメンバーを見渡して、脚質的にはどのあたりでレースする馬が有利そうですか?

鈴木 終いの脚も欲しいのはもちろんですけど、個人的には前めでレースをする馬が好きですね。そういう意味でも、先行できるラッキーライラックは大崩れがなさそうなイメージです。

―――ここまでいろいろと語っていただきましたが、本命はズバリ、どの馬ですか?

鈴木 私はラッキーライラックを狙います!(笑) 桜花賞は内枠で馬場の悪いところを走った影響もあると思いますし、距離が延びるのもあの馬体なら大丈夫! スタミナもありそうですし。

藤江 私はやっぱりアーモンドアイです。それと、気になるのがリリーノーブル。確かに、桜花賞で勝ったアーモンドアイは強すぎたけど、リリーノーブルも結構いいレースしていたので、今回もいいところにくるかな〜って。でも、麻優ちゃんの話聞いていると、すごく心が揺らいじゃって。その3頭で決まるんじゃないか、と思えてきました(笑)。

鈴木 チューリップ賞は結構強い馬が出てきていましたけど、やっぱりラッキーライラックに敵わなかった。あのレースも楽に勝っていましたし。でも今回、じつはラッキーライラックと迷うほど、サトノワルキューレにも魅力を感じています。どちらを本命にするかは枠次第かな。サトノワルキューレは2400mの経験ありますし、2強と戦っていませんから楽しみがあるんですよね。

藤江れいなさん 【netkeiba.com】

藤江れいな(ふじえ・れいな)
1994年、千葉県生まれ。幼い頃からアイドルを志し、2007年に「第一回AKB研究生(4期生)オーディション」に合格。夢をかなえ、アイドルとしての活動をスタートさせる。NMBへの移籍を経て、2017年にグループから卒業。現在はタレント、女優として舞台やイベントなど幅広いフィールドで活躍中。競馬でも昨年は有馬記念を的中させるなど、独自の感性を生かした予想を披露。ラジオNIKKEIの「私を競馬につれてって」でパーソナリティを務めている。

鈴木麻優さん 【netkeiba.com】

鈴木麻優(すずき・まゆ)
1996年、宮城県気仙沼市生まれ。2014年に岩手競馬騎手としてデビュー。翌2015年にはレディース&ヤングジョッキーズで、優秀女性騎手賞に輝く。一方、その愛らしいルックスから競馬界の「まゆゆ」と呼ばれ、食べることと競馬予想が大好き。2017年の落馬事故によるケガが原因で、今年、惜しまれつつステッキを置く。現在は「自称競馬評論家」として、新聞、ネットメディアなどさまざまな媒体でマルチに活躍。元ジョッキーの視点から鋭いコメントを連発している。

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