「個性を融合させるのが自分の役割」 名古屋D・張本天傑 CS直前インタビュー
名古屋ダイヤモンドドルフィンズの張本天傑に、CSへの意気込みを聞いた 【スポーツナビ】
各クラブが60試合を戦ったレギュラーシーズンを経て、CSの舞台に駒を進めたのは、栃木ブレックス、千葉ジェッツ、アルバルク東京、川崎ブレイブサンダース、シーホース三河、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、京都ハンナリーズ、琉球ゴールデンキングスの8チームだ。
ここから先は、結果こそすべて。
これが2017−18シーズンのCSのテーマ。そのフレーズ通り、王座を争う8つのクラブは、セミファイナルまでは2戦先勝方式で、ファイナルのみ一発勝負で「負けたら終わり」のトーナメントに挑む。
去る5月7日(月)、出場する各チームから選手1名が参加した記者会見が、都内某所で行われた。その会見直後に、名古屋Dの日本代表フォワード、張本天傑にインタビューを敢行。最後の1枠で滑り込んだCSへの意気込みを聞いた。
シーズン前半はチームがまとまっていなかった
途中で5位に落ちることもありましたし、2位をキープしていたときもありましたが、最後までどうなるのか分からないぎりぎりのラインでこうやって2位を勝ち取ったのは正直ホッとしています。その分、1位を取れなかったのは悔しいですね。
――1位のシーホース三河とは勝利数で「17」離されてしまいましたね。
そうですね。三河との6戦で1勝しかできなかったですし、勝てる試合も落としたりしてしまいました。若いチームゆえにありえる結果なので、しょうがない部分もあるのかなと思います。
――レギュラーシーズンで最も苦しかった時期は?
シーズン前半の方ですね。チームとしてまだ全然まとまっていなくて、バラバラな状態でシーズンに入ってしまって、周りからも結構言われてしまうこともありました。前半の方が個人的にも一番悩んだ時期でしたね。
全部を若さのせいにするわけではないですが、1人1人の個性が強いので、コートに立つとみんなが個性を100パーセント発揮してしまっていた。そこが噛み合わなかった要因かなと思います。
――そんな中、張本選手はチーム内でどのような役割を担っていたのですか?
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