本橋がLS北見を立ち上げた本当の理由 完成に近づきつつある、言い合えるチーム

竹田聡一郎
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「ロコ・ソラーレは7人」

LS北見はバンクーバー五輪の後、本橋麻里が地元に作ったチームだ。今回、平昌五輪の切符を手にした 【写真は共同】

「みんなの力で、7人で勝ち取った五輪です。私たちにはあと2人、メンバーがいるんです。ロコ・ソラーレは7人です」

 地元の北海道北見市常呂町で開催された、昨年9月の平昌五輪・代表決定戦で勝利を収めた直後、主将の本橋麻里は開口一番、そう言った。

 ロコ・ソラーレ北見(以下、LS北見)は、2010年のバンクーバー五輪が終わった夏、本橋麻里がチーム青森を離れ、「しっかり他者に興味を持って何でも言い合えるグループを作っていきたい」との願いを込めて地元に作ったチームだ。

 創部メンバーは本橋と、現在のセカンド鈴木夕湖とリードの吉田夕梨花、それに本橋の3学年上の馬渕恵と3学年下の江田茜という5人だった。

 夕梨花の姉の吉田知那美は14年に、藤沢五月は15年にそれぞれ加入してきたため、創部からの4シーズン、つまりソチ五輪のシーズンまでは上記5人のメンバーで挑んでいた。冒頭の本橋の「7人」とは、現在の5人と、馬渕と江田のことを指す。

 冒頭の本橋のセリフを聞いて「泣かせやがって」と、実際に涙をこぼした馬渕はチーム創設当初のことを振り返る。

「あのマリリンが青森から常呂に帰ってくるって聞いて、みんなザワつきましたね。しかもチームを作るらしい、と」
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