武豊“神引き”キタサンブラック1枠2番 馬番、人気別成績ほか有馬記念データ予想

スポーツナビ

キタサンブラックは1枠2番に確定

第62回GI有馬記念の枠順抽選が公開で行われた 【写真提供:JRA】

 年の瀬を彩る風物詩、第62回有馬記念(12月24日、中山競馬場2500メートル芝)まで残すところあと3日。枠順抽選が21日、東京・品川プリンスホテルで行われ、この有馬記念が引退レースとなるファン投票1位のキタサンブラック(牡5=栗東・清水久厩舎)は、主戦の武豊が抽選に臨み、昨年の1枠1番に続く好枠の1枠2番に決定。一方、ほかの有力どころでは、ジャパンカップに続くGI連勝を狙うシュヴァルグラン(牡5=栗東・友道厩舎)は5枠10番、春秋グランプリ制覇を目指すサトノクラウン(牡5=美浦・堀厩舎)は6枠12番、若さと勢いで世代交代を狙う今年のダービー2着馬スワーヴリチャード(牡3=栗東・庄野厩舎)は7枠14番と、いずれも外めの枠に決まった。

 展開予想の重要ファクターである枠順も確定し、ますます決戦ムードが高まってきたイブ決戦グランプリ。競馬ファンも勝ち馬予想に本腰を入れる頃合いではないか。

 そこでスポーツナビでは、決まったばかりの馬番別勝利数・連対数をはじめとする、過去10年の各種データを総ざらい。ベテラン競馬ファンから馬券を買ったことがないというビギナーまで、予想に役立つ(?)馬券攻略データをお届けしたい。

内枠が有利か、大外8枠は複勝率0%

内枠が有利か 【スポーツナビ】

 まずは馬番別データから見てみよう。

 1着は内から外まで満遍なく広がっているのだが、8枠(15番、16番)には要注意だ。この大外2つの馬番からは勝ち馬どころか、2着、3着もこの10年で1頭も出ていない。つまり馬券圏内確率は0%……!ということになる。

 そして、3着以内までの馬券圏内(複勝圏内)に関して各馬番を見てみると、馬券に絡んだ馬を最も多く出している馬番は1勝・2着2回・3着2回(計5回)の「6番」。続いて、その1つ外隣りの「7番」が1勝・2着2回・3着1回(計4回)、さらに2つ外の「9番」が2勝・2着1回・3着1回(計4回)と並んでいる。どうやら真ん中あたりの枠が若干有利なようにも思えるが、8番、10番からは3着以内に入った馬がこの10年でゼロというのだから、コレだ!という傾向はつかみづらい。

 ただ、1〜8番、9〜16番と分けた場合、1〜8番は過去10年で3着以内に入った馬が18頭、9〜16番が12頭となるため、内と外どちらが有利かと言えば、内有利となりそうだ。

 このことを踏まえ、今年の枠順を見てみよう。

キタサンブラックは好枠の1枠2番をゲット 【スポーツナビ】

 注目のキタサンブラックは1枠2番。過去10年で勝ち馬こそ出ていないが、2着と3着が1回ずつある。もともと同馬は内枠で好成績を挙げており、ゲートで待たされる時間が短い偶数番号である点もプラス。昨年に続き“神引き”を見せた武豊も「一番ほしかった枠です」と笑顔を見せた。昨年は1枠1番から惜しくも2着だったが、2年連続の好枠を味方に引退の花道を飾ってみせるか。

 一方、ほかの有力馬はシュヴァルグラン、サトノクラウン、スワーヴリチャードともに2ケタの馬番に決定。データが示すように外枠が不利なだけに、各ジョッキーの腕の見せどころとなるだろう。

 なお、過去10年で最も成績が良い3枠6番には3歳サトノクロニクルが入った。前走GIIIチャレンジカップで重賞初制覇を達成しており、歴代最多の有馬記念4勝を挙げる池江泰寿調教師が送り込む素質馬。これは穴のニオイがしてきたか。

1番人気強し、狙うならヒモ穴で?

1番人気が圧倒的な好成績を挙げている 【スポーツナビ】

 続いて、人気別成績を見てみたい。

 こちらは一目瞭然。1番人気が5勝・2着2回・3着1回と圧倒的な数字をたたき出している。過去10年、5割の確率で勝っているのだから、これは競馬においては大きく信頼できる数字だ。

 さらに2番人気もそれに次ぐ2勝・2着1回・3着2回の好成績をマーク。年の瀬だけにジャンボ宝くじ同様に大きくドカン! とホームラン級の馬券を当てて年を越したいところだが、堅実にヒットを狙うのが吉かもしれない。今年、おそらく1番人気、2番人気になるのはキタサンブラックとシュヴァルグラン。実力的にも一歩抜きん出た2頭だけに、ここはなおさら逆らえない?

 いやいや、だからと言って穴馬の出番がないわけではない。6番人気以下の馬もこの10年で11頭が馬券に絡んでおり、2007年は9番人気マツリダゴッホが勝ち、3連単80万880円の大波乱。翌08年は1番人気ダイワスカーレットが快勝したにも関わらず、2着に単勝最低人気のアドマイヤモナーク、3着にも10番人気エアシェイディが突っ込み、3連単は前年を上回る98万5,580円の超波乱となった。ここ5年を見ても、14年、15年は3連単で10万円を超す配当が飛び出している。

 また、この10年の配当を見ると、3連単でも万馬券にならなかった年は2回しかない。つまり、いくら1、2番人気が強くても、3着以内に人気薄の穴馬が突っ込んで馬券的に波乱を起こす可能性は高い、ということだ。

 本命党は馬連で手堅く、穴党は馬単、三連単でヒモ穴を狙ってみてはどうか?

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