みんなのイベントレポート 〜東京2020大会1000日前を迎えて〜

スポーツナビ
 東京2020大会のパートナー企業や自治体・団体などが、東京2020オリンピック・パラリンピックの開催1000日前という節目の日となる2017年10月28日と11月29日(水)を「1000 Days to Go!」月間としてつなぎ、各地でイベントやキャンペーンを実施した。

東京2020パラリンピック カウントダウンイベント「みんなのTokyo2020 1000DaystoGo!」

【1000 DAYS TO GO! COLLECTION 編集部】

 東京スカイツリータウンで11月29日、東京パラリンピックのカウントダウンイベントが行われ、小池百合子都知事や鈴木俊一オリンピック・パラリンピック担当大臣らが出席。小池都知事は「パラリンピックの成功なくして東京大会の成功はない」とあいさつし、男子柔道(視覚障害)で2大会連続メダリストの正木健人選手による技の実演なども行われ、大会の機運を盛り上げた。夕刻にはスカイツリーがパラリンピックのシンボルマーク「スリーアギトス」に使われている赤・青・緑の3色にライトアップされた。

武蔵野の森総合スポーツプラザ オープニングイベント

【1000 DAYS TO GO! COLLECTION 編集部】

 東京2020大会のバドミントン、近代五種(フェンシング)、車いすバスケットボール等の競技会場であり、多摩地域のスポーツ拠点となる武蔵野の森総合スポーツプラザが11月25日に開業。オープニングイベントでは、「私立恵比寿中学」によるスペシャルライブや、車いすバスケットボールのエキシビションマッチ、立石諒さんによる水泳教室や、谷本歩実さんによる柔道体験、小椋久美子さん・畠山愛理さんによるバドミントン・新体操競技紹介などが行われた。

ENEOSスポーツフェスティバル2017in根岸

【1000 DAYS TO GO! COLLECTION 編集部】

“スポーツ・健康”をテーマにしたスポーツフェスティバル。オリンピアンの室伏由佳さん、パラリンピアンの田口亜希さんが、それぞれのオリンピック・パラリンピックの体験談や東京2020大会への熱い想いを語るトークショーを実施。また、ストラックアウトやキックスピードなどを楽しめるアシックススポーツチャレンジや、ブラインドサッカー、車いすバスケットボールといったパラリンピック競技の体験会も行われた。

『三井のオフィス』スポーツフェスforTOKYO2020〜FUTSALCUP2017〜

【写真提供:三井不動産】

『三井のオフィス』に勤める人々が一堂に会したフットサル大会。首都圏6ブロック、100チームを超える応募の中から予選大会を勝ち抜いた12チームが、真剣勝負を繰り広げた。初代王者となったのは、JA三井リース サッカー部。会場はたくさんの笑顔に満ちあふれていた。

日本橋シティドレッシング for TOKYO2020 in 東京メトロ銀座線

【写真提供:三井不動産】

 銀座線開通90周年を記念した期間限定の特別仕様車「レトロGライナー」と「日本橋シティドレッシング for TOKYO 2020」がコラボレーション。「WE MAKE 2020〜みんなでつくる東京2020大会〜」をモチーフに撮影したアスリートや一般の方々のグラフィックで「レトロGライナー」の1編成(車両の中)をドレッシング(装飾)している。東京2020パラリンピック1000日前の、11月29日まで運行。

TOKYO2020大会まであと1000日! 1000DaystoGo! in TOKYO SKYTREETOWN

【1000 DAYS TO GO! COLLECTION 編集部】

 東京スカイツリータウンにおいて10月28日から11月29までの33日間、「Revival & Harmony」をテーマに、東京2020オリンピック・パラリンピックの目的である「復興」と「共生」の実現を目指して、さまざまな関連イベントを開催。11月3日、4日には東京オリンピックの新種目であるバスケの3×3などが行われた。23日〜29日はパラスポーツ「ボッチャ」を最新のデジタル技術で演出した「サイバーボッチャ」が体験できる。

「いっしょにTOKYOをつくろう。」特別企画展 The Passions 〜みんなの"熱"が未来をつくる〜

【1000 DAYS TO GO! COLLECTION 編集部】

 パナソニックセンター東京の特別企画展。東京1964大会に携わったクリエイターたちの情熱が、当時の社会、そして現代へもたらしたものに着目。東京1964大会のシンボルマークに込められた想いとデザインエッセンスを、ビジュアルテクノロジーで表現したり、東京2020大会へ向けて始まっている、さまざまな取り組みや熱い想いが体験できる展示となっている。12月9日まで開催。

毎日新聞本社ビル国旗デコレーション「世界は一つ 〜東京2020オリンピック1,000日前〜」

【1000 DAYS TO GO! COLLECTION 編集部】

 毎日新聞社があるパレスサイドビルに、IOC(国際オリンピック委員会)加盟の206の国・地域の旗を掲出。東京1964大会では、毎日新聞社が大会スローガンを公募し、「世界は一つ 東京オリンピック」が採用された。53年を経た今も力強いメッセージである「世界は一つ」の思いを旗に託し、ビルを彩った。

THE SHIBUYA SERIES 〜スポーツリアル観戦〜 パラ卓球

【1000 DAYS TO GO! COLLECTION 編集部】

 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会において、渋谷区内で開催される競技を間近で観戦することで、各競技への興味や関心を高めるためのイベント。元フィギュアスケーターの小塚崇彦さんや、パラ卓球の別所キミヱ選手らが参加。ラリーやエキシビジョンマッチで盛り上がり、長谷部健渋谷区長をはじめとする多くの参加者がパラ卓球を体験した。

ParaFes2017 〜UNLOCK YOURSELF〜

【1000 DAYS TO GO! COLLECTION 編集部】

 パラスポーツの普及・啓発を通じ、インクルーシブ社会の実現を目指す「パラフェス」。ことしのテーマは「冬」で、来年3月の平昌パラリンピックに向けたイベントとなった。パラアイスホッケーやアルペンスキー座位の日本代表選手たちが競技の魅力や見どころを語り、両腕のないピアニスト兼ギタリスト、ジョナタ・バストスさんや全盲のシンガーソングライター、木下航志さんらのライブも行われた。

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