記念すべき初代王者は侍たちの手に 写真で振り返る第1回WBC

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「王監督に恥をかかせられない」。イチローの並々ならぬ思いは結実した 【写真:ロイター/アフロ】

 3月に開催される第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。歓喜、落胆……これまでもさまざまなドラマが侍ジャパンの戦いを彩ってきた。今回は2006年に行われた第1回大会について振り返ってみよう。(日付は現地時間)

第1ラウンド:中国、台湾に大勝も……

第1ラウンドの会場は東京ドーム。

■3月3日 日本18−2中国(8回コールド)

 0 1 1 0 4 3 2 7 = 18
 0 0 0 2 0 0 0 0 = 2

(バッテリー)
日:上原、清水−里崎、谷繁
中:李晨浩、趙全勝、卜涛、徐錚、李帥、李宏瑞、黄権−王偉
(本塁打)
日:西岡1号3ラン(5回)、福留1号ソロ(5回)、多村1号2ラン(7回)
中:王偉1号2ラン(4回)

 日本が初戦に快勝。同点で迎えた5回、1死一、三塁から2番・西岡が勝ち越し3ラン。その後も福留、多村の一発などで得点を重ね、8回コールドで中国を退けた。

一発を浴びるも5回2失点と試合をつくった上原 【Getty Images】

決勝3ランを放ちファンの声援に応える西岡(写真右) 【Getty Images】

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