【ノア】中嶋が王者の意地 ヘビー級転向の拳王に快勝 20歳の清宮が杉浦と共闘へ「強くなりたい」
杉浦は清宮にゲキを飛ばしガッチリ握手
杉浦は清宮の「強くなりたい」という熱い思いに応え共闘へ 【写真:SHUHEI YOKOTA】
デビュー1年2カ月ながら、昨年は鈴木みのるとの一騎打ちを実現させるなど、ファンからの注目度も高い清宮は、エルボーで杉浦に食い下がると、杉浦の雪崩式ブレーンバスターを食らいながらも、オリンピック予選スラムは切り返し、ドロップキック、ジャーマンスープレックス。
清宮は苦しみながらも決してギブアップせず 【写真:SHUHEI YOKOTA】
この日成人式を迎えた清宮は杉浦に必死に食らいつくも… 【写真:SHUHEI YOKOTA】
丸藤は谷口に2日前のリベンジ
丸藤は逆水平チョップ連打で谷口の胸板を切り裂く 【写真:SHUHEI YOKOTA】
丸藤は昨年、新日本プロレスの「G1 CLIMAX」に参戦し、IWGPヘビー級王者である“レインメーカー”オカダ・カズチカに勝利した一戦では、年間ベストバウトを獲得。また、新日本所属の矢野通とのヤノマルフジでGHCタッグ王座に君臨するなど、他団体絡みで注目される一方、GHCヘビー級戦線では、1.31横浜で杉浦貴に破れて王座転落以降、結果を残すことができなかった。
対する谷口は、昨年12.3ディファ有明で、潮崎豪とのコンビで待望のGHCタッグ王座を獲得。2日前の初防衛戦でも丸藤&小峠篤司組に勝利を挙げていた。
虎王2連発で谷口を場外へ突き落としTKO 【写真:SHUHEI YOKOTA】
再び“流血戦”も潮崎が意地
2日前に続き小峠の頭突きで流血した潮崎だが、ひるむことなく完勝 【写真:SHUHEI YOKOTA】
1.7後楽園大会では、反撃に出た小峠の頭突きで潮崎が額をカチ割られ、顔面血まみれになりながらも、小峠にショートレンジ豪腕ラリアットで勝利。一騎打ちとなった今回も、25分近くに及ぶ長丁場となり、まさに2日前の再現となった。
小峠にヘビー級の壁の高さを思い知らせた潮崎 【写真:SHUHEI YOKOTA】
だが、小峠はゴーフラッシャーを切り返し、ドロップキックで場外へ落としてトペコンヒーロを見舞うと、さらに雪崩式フランケンシュタイナー、レッグショット、ストゥーカスプラッシュ。だが、キルスイッチは潮崎がこらえ、返す刀で左腕ラリアット。逆水平チョップ合戦から潮崎がチョップを乱れ打つと、またしても小峠が頭突き。ついに傷口が開き、鮮血が噴き出した潮崎だが、ひるむことなく、目を見開いてゴーフラッシャーを見舞うと、ローリング袈裟斬りチョップからのショートレンジ豪腕ラリアットでフィニッシュ。ヘビー級の壁の高さを小峠に思い知らせた。